2012年6月2日土曜日

セントニコラスアビーが英G1コロネーションカップ2連覇

6月2日に行なわれた英G1コロネーションカップ(芝12ハロン10ヤード、4歳以上)は昨年の勝ち馬セントニコラスアビーが最後方追走からほぼ馬なりで先頭に並びかけ、残り2ハロンから追われ始めると後続を突き放し、2着に4・1/4馬身差をつけてG1競走4勝目を挙げました。

セントニコラスアビーと並んで最後方追走したレッドカドーも良く伸びましたが、全く届かず2着。レッドカドーは昨年、G1愛セントレジャー3着、豪G1メルボルンカップ2着、G1香港ヴァーズ3着し、前走の英G2ヨークシャーカップを1馬身差で勝って約1年ぶりの勝利を挙げている強豪なんですがセントニコラスアビーは格が違いすぎた。

セントニコラスアビーは父モンジュー、母ハリーピングウォーター、母の父シュアブレード(その父クリス)という血統。半兄に米G3勝ち馬がいます。母は未出走馬ですが、半弟がG1馬でさらに母もG1馬という良血馬。前走の愛G3ムーアズブリッジS.(芝10ハロン)は同厩舎のペースメーカーに逃げ切られて圧倒的1番人気を裏切りましたが、2度繰り返さなかったのはエライ。

2012年コロネーションカップのレース映像(予備)。紫の勝負服がセントニコラスビー。ジョセフは2分19秒頃にムチを落としたように見えます。


参考。昨年のコロネーションカップ


コロネーションカップ(Diamond Jubilee Coronation Cup)
2012年6月2日、イギリス・エプソム競馬場、芝12ハロン10ヤード
4歳以上、G1、6頭、Good to Firm、レース結果、総賞金30万ポンド
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1セントニコラスアビー
St Nicholas Abbey
5牡
1.7倍
J.オブライエン2分34秒5214戦【7-2-3-2】
BCターフ1着
2レッドカドー
Red Cadeaux
6セン
9倍
R.ムーア4・1/228戦【6-8-3-11】
G1香港ヴァーズ3着
3マスクドマーヴェル
Masked Marvel
4牡
9倍
W.ビュイック3・3/410戦【4-0-1-5】
G1英セントレジャー1着

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