クイントエッセンシャルが3着だった新G1ニュージーランドオークス勝ち馬ミスアーティスティックが1番人気でしたが先行して10着。豪G1クラウンオークス(芝2500m)で9馬身差2着のドウェジャークイーンが2番人気4着。
(豪G1の「オークス」は4つあり、もっとも賞金が高いのが11月のクラウンオークスで75万豪ドル、ついでオーストラリアンオークス55万豪ドル、オーストララシアン(シュウェップス)オークスとクイーンズランドオークスが40万豪ドル。これは開催順とも同じ)
クイントエッセンシャルは父ファストンフェイマス(その父リダウツチョイス)、母フローレット、母の父ソードダンスという血統。2010年カラカセールにおいて7万NZドルで落札されていました。クイントエッセンシャルはファストンフェイマスの初年度産駒で、かつ唯一の重賞勝ち馬であり、ファストンフェイマス自身は豪G3ギルガイS.(芝1200m)を1勝、豪G1ザギャラクシー(芝1100m)で2着などしています。
今回がデビューから8ヶ月の11戦目です。1月に新G3デザートゴールドS.(芝1600m)で重賞初勝利。その後は勝ちきれないながらも新G1ニュージーランドオークス3馬身差3着など重賞路線で活躍しました。前走のG3ドゥームベンロージズS.(芝2000m)では先行馬が残る展開を1頭だけ最後方から1馬身差まで追い込んでいました。そのときの1,2,3着馬はそれぞれ13,10、12着に終わり、同5着のヴィトリアは3着に入っています。
なお、準重賞ラエリアS.(芝1600m)を勝ち、ここが次走候補だったラッキーペニー(父父サンデーサイレンス)は出走しませんでした。
2012年クイーンズランドオークスのレース映像。プルダウンメニューからAustralia(C)を選択し、6月1日の第7レースを選んでください。
クイーンズランドオークス(Treasury Casino Queensland Oaks)
2012年6月2日、オーストラリア・イーグルファーム競馬場、芝2400m
3歳牝馬、G1、17頭、Heavy、レース結果、総賞金40万豪ドル
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | クイントエッセンシャル Quintessential | 3牝 7倍 | D.ブラウン 56.5kg | 2分38秒40 | 11戦【4-1-3-3】 G1初勝利 |
2 | エライザブルーズ Eliza Blues | 3牝 61倍 | D.ダン 56.5kg | 2.3馬身 | 10戦【2-2-0-6】 重賞初出走 |
3 | ヴィトリア Vittoria | 3牝 16倍 | D.オリヴァー 56.5kg | 1.3馬身 | 14戦【1-3-1-9】 豪G1クラウンオークス4着 |
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