2012年6月11日月曜日

独G2ウニオンレネン、ノベリストが楽勝でダービーの本命に

6月10日に行なわれた独G2ウニオンレネン(芝2200m)は、単勝1.2倍の圧倒的1番人気ノベリストが2着に5馬身差をつけて完勝し、重賞2連勝でG1独ダービーの本命に。

ノベリストは父モンズン、母ナイトラグーン(独G3を1勝)、母の父ラグナスという血統のアイルランド産馬。ノベリストの兄弟は全てドイツ産馬ですが、ナイトラグーンの2010(GER)が父ダラカニなので、母はノベリストを受胎したままダラカニを種付けされるためにアイルランドに送られていたということでしょう。

これで4戦4勝。前走の独G3(芝2000m、YouTube)も6馬身差で圧勝しています。独ダービーは7月1日に行なわれます。


関係ない話ですが、2年前のウニオンレネン勝ち馬で今年のドバイワールドカップ直前にチェチェンの大統領が購入したドイツ調教馬ザズー Zazou伊G1ローマ賞1着)は、米アーリントンミリオン出走を検討していましたが馬主の件で出走が認められないようです。

2012年ウニオンレネンのレース映像。黄色の帽子、黄色の胴に青の袖の勝負服がノベリスト。


ウニオンレネン(Oppenheim-Union-Rennen)
2012年6月10日、ドイツ・ケルン競馬場、芝2200m
3歳、全馬58kg、G2、8頭、レース結果、総賞金10万ユーロ
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ノベリスト
Novellist
3牡
1.2倍
E.ペドロザ2分14秒104戦【4-0-0-0】
重賞2連勝
2ミュニックボーイ
Munic Boy
3牡
16.4倍
F.ティリッヒ55戦【1-3-1-0】
重賞初出走
3ネクシウス
Nexius
3牡
21.8倍
T.ヘリヤーアタマ4戦【1-1-1-1】
前走2200mの準重賞4着

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