2012年6月12日火曜日

ブラジルの名牝イメンシティが32歳で死亡

ブラジルの名牝イメンシティ Immensity が今年4月末、生まれた Haras Ponta Pora において死亡したとのこと。32歳の高齢で老衰だったようです。

TurfeOnline.com - Aos 32 anos, fenomenal égua Immensity morre no Haras Ponta Porã

イメンシティは通算8戦6勝の成績で、サンパウロ1000ギニー、同オークス、同ダービーを制し、南米の凱旋門賞といわれるカルロスペリグリーニ大賞も優勝した名牝。繁殖牝馬としては息子の Delinquent Type(父クリミナルタイプ)が種牡馬としてサンパウロ牝馬3冠最終戦のG1で2着になった Inspetora を出すなどしたようです。

血統表。父がファロスの3×3×5、母がファロスの全弟であるフェアウェイの3×5。また全兄にウルグアイ3冠馬がいます。


今年6月10日の2歳牝馬G1イメンシティ大賞(芝1600m)はブラジルの今シーズン最初の2歳牝馬G1で、昨年まで同じ位置づけだった4月開催のG1ジョアン・セシリオ・フェハス大賞(芝1500m)を距離延長し開催時期を遅らせたものであると考えられますが、名称の変更が以前から決まっていたのか、それともイメンシティの死亡により急遽決まったのかは分かりませんでした。ちなみにイメンシティ大賞というレース名は2009年まで3歳G2に使用されています。また同日の2歳牡センG1ファーウェル大賞(芝1600m)も今年からその名称で行なわれるようになった2歳G1です(だからまあイメンシティ大賞は偶然、死亡時期が重なったということでしょう)。

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