2012年6月20日水曜日

フランケルの次走は7月7日の10f英G1エクリプスS.が有力

クイーンアンS.後にセシル調教師が述べたところによると、フランケルの次走は7月7日の英G1エクリプスS.も考慮しているとのこと。「レース後の状態が良いか確認し、オーナーと相談してのことであるが、今日は厳しいレースではなかったので」ということで、落鉄の影響が大きくなければ17日後に出走することになりそうです。

Royal Ascot: Frankel dominates Queen Anne Stakes | Daily Racing Form
Royal Ascot 2012: Frankel wins Queen Anne Stakes | Mail Online

エクリプスS.はサンダウン競馬場の芝10ハロン7ヤード(約2018m)で行われるレースでソーユーシンクの引退レースとして予定されているレースでもあります。フランケルはこれまでマイルを越えた距離のレースを走ったことがなく、エクリプスS.に出走すれば10ハロン初挑戦を欧州の10ハロン大将相手に行うことになります。

昨年のエクリプスS.のレース映像(YouTube、ソーユーシンク対前年の英ダービー・凱旋門賞馬ワークフォース)。


また今後について、つまり実質的に引退までの話ですが、最大で4レース走るチャンスがあるとのこと。現在登録している以下のレースです。
  • エクリプスS.
  • サセックスS.(1マイル、8月1日)
  • 英インターナショナルS.(10ハロン、8月22日)
  • クイーンエリザベス2世S.(1マイル、10月20日)またはチャンピオンS.(10ハロン)
いずれも英G1で、インターナショナルS.はオーナーがスポンサー。エクリプスS.次第でぜひ使いたいと思っているレースでしょう。また米BCなど海外で走ることは以前から否定的でほぼ無いと思います。



関係ないですが、アグネスゴールド産駒エネルジアエレガンテ Energia Elegante が6月24日(日本時間25日)のブラジル2歳G1ジョッキークラブブラジレイロ大賞(芝1600m)に登録。牡牝混合競走ですが、ブラジルのメディアは一様に牝馬のエネルジアエレガンテを大きく取り上げています。ここまで4戦4勝、いずれも牝馬重賞のG3ルイス・フェルナンド・シルネ・リマ大賞(芝1400m)とG3フランシスコ・ヴィエラ・デ・ポーラ・マチャド大賞(芝1500m)を連勝しており、勝てば無敗まま重賞3連勝でG1初勝利です。

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