2012年6月16日土曜日

ハチコウがインド3歳G1勝利(2月)

2月26日に行われたインドG1プーナワラ・ブリーダーズ・マルチミリオン(芝1400m、3歳)は2番人気のハチコウ Hachiko が2着に3/4馬身差をつけて勝ち重賞2勝目、G1初勝利を挙げました。プーナワラマルチミリオンは1着賞金が824万4000ルピー(1173万円、6月16日時点)とインドの3歳戦でもっとも賞金の高いレースです。ちなみにインドのクラシックは3歳末から4歳にかけて行なわれます

ハチコウのオーナーであり、2010年のインド4冠馬ジャクリーンのオーナーでもある Vijay Shirke 氏はこれによりインドのG1レース完全制覇したようです。

(Hachikoと名づけた理由について)「ハチ公は日本人のあいだで語り継がれている犬で、その銅像は彼が主人を送り迎えしていた駅に建てられています。彼は飼い主に対して忠義に厚く、飼い主が亡くなった後もその行動は続きました。私は愛犬家であり、また私の飼い犬も忠実なので、その話に感銘を受けました」

Hachiko claims Poonawalla Breeders' Multi-Million


ハチコウは父ノヴェール、母インディラ(英下級戦2勝、障害1勝含む)、母の父インディアンリッジという血統のセン馬。ノヴェールは英G1サセックスS.勝ち馬であり、種牡馬としては仏ダービー馬ルアーヴルなどを輩出し、08年からインドに移動しましたが今年2012年に死亡しています。ちなみにノヴェールの3代母はダンスパートナー、ダンスインザダークらの3代母でもあるネイティヴパートナーです。

ハチコウは次走、デビュー4戦目だった3月のG3で3着となり初めて敗れるとその後は出走していません。

目閉じるハチ公、駅員ら手を合わせる…写真公開 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


プーナワラ・ブリーダーズ・マルチミリオンのレース映像。

0 件のコメント: