G1勝ち含む重賞6勝の1番人気ウィンターメモリーズは後方からの競馬で最終コーナーあたりから差を詰めましたが、2・1/4馬身差の2着が精一杯。3着ハングリーアイランドも最後方追走馬だから前が楽な競馬だったわけではなさそうで、タピッツフライの完勝でした。
タピッツフライは父タピット、母フライングマーリン(米4勝、重賞1戦5着)、母の父マーリンという血統。09年にBCジュベナイルフィリーズターフ1着(当時グレード格無し)。1年以上の長期休養を挟んで、2011年1月に復帰すると復帰11戦目、今年3月の米G2ハニーフォックスS.で重賞初勝利を挙げていました。近2走は先行する競馬で前々走のG1は3着、前走のG2戦はハングリーアイランドの2着。思いきって逃げたのが良かったのかもしれません。
2012年ジャストアゲームのレース映像。最内枠がタピッツフライ。
ジャストアゲームステークス(Longines Just a Game Stakes)
2012年6月9日、アメリカ・ベルモントパーク競馬場、芝1マイル
3歳以上牝馬、G1、7頭、レース結果(PDF)、総賞金50万ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | タピッツフライ Tapitsfly | 5牝 4.2倍 | R.ドミンゲス | 1分32秒34 | 21戦【6-6-4-5】 米G1ジェニーワイリーS.3着 |
2 | ウィンターメモリーズ Winter Memories | 4牝 2.15倍 | J.カステリャーノ | 2・1/4 | 11戦【7-2-0-2】 米G1ガーデンシティS.1着 |
3 | ハングリーアイランド Hungry Island | 4牝 4.7倍 | J.ヴェラスケス | 1・3/4 | 13戦【5-2-5-1】 前走で重賞2勝目 |
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