I'll Have Another to Enter Stud In Japan | BloodHorse.com
I’ll Have Another sold for stud duty in Japan | Daily Racing Form
オーナーのポール・レダム氏「彼がアメリカで種牡馬入りしないことになって残念です。彼の子を生産するのを楽しみにしていました。私は、アメリカ競馬の目標はケンタッキーダービーを勝つことでそのためにはスタミナ豊富な馬を生産して初めてダービーを勝つチャンスが訪れると考えていましたが、どうやら私は少数派のようです。」
レダム氏のアドバイザーでこの取引を仲介したマッカルモント氏によるとケンタッキーダービー後から種牡馬としての引き合いが多く寄せられたようですが、レダム氏はアメリカ国内ではそれほど強く求められなかったと明かしています。
レダム氏「私たちの希望額に届いたのは日本からのオファーだけで、ケンタッキー州からのオファーはそれにはるかに及びませんでした」「日本からの購入希望額は他を大きく上回っており、合理的な人間なら、日本は遠すぎるので彼の子を生産しづらくなっても、この日本との取引に応じるでしょう」と述べています。また日本では10ハロンを走れる馬が好まれるのにアメリカ人はスピードを好むと繰り返しています。
アイルハヴアナザーの5代血統表。母母母父のCaucasus はマルゼンスキーの3/4同血。
以下、この記事の終わりまで過去記事「2冠馬アイルハヴアナザー I'll Have Another が引退(ベルモントS.出走取り消し)」のコピペです。
アイルハヴアナザーは通算7戦5勝2着1回(G1競走3勝)。2011年4月のOBS2歳トレーニングセールにおいて3万5000ドルで落札されていました。獲得賞金は269万3600ドル(1ドル=80円として2億1548万8000円)。
2011年7月にデビュー戦を勝ち、G2ベストパルS.(ダート6.5ハロン)で2着。G1ホープフルS.(ダート7ハロン)は6着に敗れて2歳は3戦1勝で終えた。
約5ヶ月ぶりの出走となった3歳初戦のG2ロバート・B・ルイスS.(ダート8.5ハロン)を最低人気で勝つと、G1サンタアニターダービー(ダート9ハロン)も制してG1初勝利を挙げた。9番人気で出走したG1ケンタッキーダービー(ダート10ハロン)は不利な19番枠を克服して優勝。G1プリークネスS.(ダート9.5ハロン)で2冠を達成。
父フラワーアレイ、母アーチズギャルエディス(1戦1勝)、母の父アーチという血統。
父フラワーアレイは米G1トラヴァースS.勝ち馬でG1 BCクラシック2着馬であり、ブルーミングアレー、トーセンラー、スピルバーグらの半兄です。アイルハヴアナザーが2年目の産駒で2頭目のG1勝ち馬です。
母の父アーチの代表産駒は2010年のBCクラシックでゼニヤッタの20連勝を阻止して優勝したブレイム。
近親の重賞活躍馬は3代母 Last Cause がG3ミスグリロS.で3着し、その子 Noble Cause が米G3ビウィッチS.2着、また孫がG3で3着1回している程度。
サンタアニタダービーのレース映像。アイルハヴアナザーは内から3頭目の発走。
ケンタッキーダービーのレース映像。外から2頭目の発走。
プリークネスS.のレース映像。外から3頭目の発走
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