2009年12月11日金曜日

レイチェルアレクサンドラ、来年初戦は3,4月

米3歳最強牝馬レイチェルアレクサンドラは今年9月5日のウッドワードステークス1着後に休養に入り、今年はもう出走しない予定ですが、次走は来年3月か4月になるだろうと発表されました。

Rachel Alexandra Pointed to Spring Return - BloodHorse.com

復帰予定のレースは不明です。また牝馬限定戦か牡馬混合戦にするのかも分かっておらず、詳しいことはまったく触れらていません。


3月復帰ならドバイワールドカップ(2000m)に出走してもらって、ウオッカやブエナビスタと対戦を見たいところですが、今年のドバイワールドカップはダートではなく、新設メイダン競馬場のオールウェザーコースで行なわれる予定。レイチェルアレクサンドラのオーナーは、オールウェザーを嫌って今年09年のブリーダーズカップ・クラシックを回避させたので、メイダン競馬場ならドバイ出走はありえないのが残念なところ。


ただし、ブエナビスタ陣営がドバイワールドカップ出走を考えていると伝える記事中の記述にすこしだけ期待を持てます。
ただ、ワールドCに出走するのは、新設のメイダン競馬場のオールウェザーコース(2000メートル)で行われた場合のみ。建設工事が遅れている模様で、現時点では、ドバイ国際競走の要綱は発表されていない。例年通り、ナドアルシバ競馬場のダートコースで実施される時は、芝2400メートルのシーマクラシックを目指す模様だ。
というわけで、現時点ではナドアルシバでの開催の可能性もわずかに残っています。仮に今年もナドアルシバ競馬場のダートコースで開催されることになった場合、(ブエナビスタは回避するようだが)ウオッカ vs. レイチェルアレクサンドラが実現するかもしれません。

2009年12月7日月曜日

サマーバードの手術は成功、来年も現役続行へ

骨折のためジャパンカップダートを回避して帰国した09年ベルモントステークス馬サマーバード / Summer Bird の手術が4日行われ、成功した模様。来年も現役続行のようです。ティム・アイス調教師は「リハビリをすれば、完全に回復するだろう」と述べています。

Successful Surgery For Summer Bird

サマーバードは今年ベルモントS.、トラヴァースS.、ジョッキークラブゴールドカップ(古馬混合 GI)に優勝し、GI レースを3勝。前走ブリーダーズカップクラシックは、米ダート路線組では最先着の4着だった。今年09年の米最優秀3歳牡馬の最有力候補。

骨折の判明した当初はこのまま種牡馬入りという話もあっただけに、現役続行のニュースは嬉しいです。レイチェルアレクサンドラとの火花散る戦いを期待します。そして来年2010年は米クラシック3冠勝ち馬としてはじめてのジャパンカップダート出走をぜひ実現してほしいものです。

2009年12月6日日曜日

カジノドライヴ、復帰後も海外遠征はなし

競馬月刊誌「サラブレ」2009年12月号に、カジノドライヴの山本英俊オーナーのインタビューが掲載されています。このインタビュー記事によると、カジノドライヴについて
  • 手術は成功
  • 来年秋に復帰できたらと考えている
  • 海外遠征はもうしない
ということらしいです。

カジノドライヴの屈腱炎が判明した当時、藤沢和雄調教師は「症状としては相当に重いようです。あとは手術の成功と回復を祈るしかありません」と説明していました。山本オーナーの言葉からは手術はうまくいったようです。早ければ来年秋の復帰ということで、あと1年楽しみに待ちましょう。

カジノドライヴに行われている治療はカネヒキリが受けたものとおなじ肝細胞を移植する手術です。カネヒキリは武蔵野S.で2年4カ月ぶりに復帰し(9着)、その後JCダート→東京大賞典→川崎記念とGIを3連勝しています。