8頭立てで行われたレースは、レイチェルアレクサンドラが、昨年のベルモントS.を逃げ切って優勝した Da'Tara を2番手に従えて逃げる展開。Da'Tara は3コーナー過ぎでバテて脱落しましたが、レイチェルアレクサンドラは馬なりのまま4コーナーへ。レイチェルが抜け出したところを GI 馬マッチョアゲインが直線追い上げて来たものの、首の差だけ残し見事逃げ切り勝利を収めました。
レイチェルアレクサンドラは逃げ切りましたが、2着のマッチョアゲインは道中離れた最後方、3着のブルズベイは後ろから3頭め、4着アジアティックボーイは後ろから2番目を追走という、レイチェル以外の先行馬総崩れの競馬。着差こそわずかだったものの、この競馬を逃げ切ったレイチェルの強さがはっきり分かる競馬でした
レイチェルアレクサンドラ/ Rachel Alexandra は今年、ケンタッキーオークス(20馬身)、プリークネスS.、マザーグースS.(19馬身)、ハスケル招待H.(6馬身)と 3歳 GI を4連勝中だった。
2着のマッチョアゲイン/ Macho Again は昨年のプリークネスS.2着。今年6月(2走前)にはスティーヴンフォスターH(G1、3歳以上、チャーチルダウンズ競馬場ダート9f)優勝。前走ホイットニーH(GI)2着。他に08年ジムダンディS.(GII)優勝、09年ニューオーリンズH(GII)優勝。
3着ブルズベイ/ Bullsbay は前走ホイットニーH(GI、サラトガ競馬場ダート9f、8月8日)を1.1/2馬身差で勝利。5月にアリシーバS.(GII、チャーチルダウンズ競馬場ダート8.5f)勝ち。
4着アジアティックボーイ/ Asiatic Boy は昨年のドバイワールドカップ2着。今年スティーヴンフォスターH(GI)2着。サバーバンH(GII、ベルモントパーク競馬場ダート10f)2着。
レイチェルアレクサンドラは今年のブリーダーズカップには出走しないことがすでに明言されている。また先週には今年の出走予定はウッドワードS.が最後で、来年まで休養に当てる可能性もあるとオーナーサイドから発言があった。
レイチェルアレクサンドラ優勝のウッドワードS.レース動画(YouTube)
0 件のコメント:
コメントを投稿