2008年3月31日月曜日

カジノドライヴの姉、ラグストゥリッチズ引退

カジノドライヴの姉、ラグストゥリッチズの引退が発表された。

Belmont winner Rags to Riches retired - NTRA

昨年のベルモントステークス勝ち馬ラグストゥリッチズは昨年9月のガゼルステークスでレース中に右前脚を亀裂骨折した後休養に入り、フロリダで復帰に向けてトレーニングを積んでいたが、再び右前脚を骨折した。今回の骨折では復帰は早くても今年の秋頃となるため、オーナーサイドとの協議の結果、今年の種付けに間に合う今引退し繁殖生活に入る事になったという。

ラグストゥリッチズの初年度の種付け相手には、ジャイアンツコーズウェイ"Giant's Causeway"が予定されている。


ラグストゥリッチズの過去の戦績、レース映像などは以前のエントリー、「カジノドライヴの半姉 ラグストゥリッチズ」をどうぞ。


しかし記事中にあるようにラグストゥリッチズのベルモントステークス勝ちは2日前のドバイワールドカップ(GⅠ、ダート2000M)を圧勝したカーリン"Curlin"を負かしてのもの。カーリンのドバイワールドカップ勝ちでラグストゥリッチズの評価はさらに上がるでしょう。


ちなみに上の記事中にカジノドライヴの名前は出てこなかった。まあ、兄のジャジルの名前も出てこなかったのだが。

2008年3月30日日曜日

米サラブレッドタイムズがカジノドライヴの動向を報じる

古い話ですが、2008年2月26日に米サラブレッドタイムズがカジノドライヴの動向を報じています。

Japanese connections considering Belmont for Casino Drive - Thoroughbred Times.com


サラブレッドタイムズの記事では、

  • ベルモントステークスを兄妹連覇したジャジルラグストゥリッチズの一つ下の弟であるカジノドライヴが京都競馬場でのデビュー戦を勝利した事
  • カジノドライヴが検疫をスムーズに行える事を条件にベルモントステークスに出走する予定である事
  • カジノドライヴのエージェントの談話
  • ジャジルラグストゥリッチズの近況
などを紹介しています。


余談ですが記事にある
"...influenza has broken out again,..."
というカジノドライヴのエージェントのコメントに何の注釈もつけられていないところを見ると、アメリカでも競馬関係者のあいだでは昨年2007年夏の日本の馬インフルエンザ騒動はよく知られているようですね。