父父サンデーサイレンスのディンカムダイヤモンドが豪G2ジャンズナショナルS.優勝

5月12日に行われた豪G3ジャンズナショナルS.（芝1200m、2歳）は、最後方を追走したキープザフェイス産駒ディンカムダイヤモンドが、最終コーナーで先頭に立った2着バージェズをゴール直前で差し切って勝ち、キープザフェイス（父サンデーサイレンス）産駒初の重賞勝ち馬となりました。

2012年ジャンズナショナルS.のレース映像。プルダウンメニューから「Australia（C）」を選択、11日の第1レースを選んでください。

キープザフェイスについてはこちらをどうぞ「サンデーサイレンス系キープザフェイス産駒の今後が楽しみになった28日の豪競馬」

ちなみに勝ち時計は4時間後の豪G1ザ･グッドウッドでブラックキャビアが記録した1分10秒32より0.93秒遅いものでした。この日は段々と馬場が良くなる1日だったのでその比較ではまあ良い時計だったかもしれません。ブラックキャビアは全くの馬なりでしたし、過去2年よりはわずかに遅いタイムですが。


またジャンズナショナルS.の4レース後に行われた準重賞 Laelia Stakes（芝1600m、3歳牝馬）でキープザフェイス産駒ラッキーペニーが2,3番手先行から押し切って勝ち、3戦3勝としました。キープザフェイス産駒の準重賞以上の勝ち鞍はこれで3勝目。レース映像は上のリンクから第5レースを選択。

負かした相手には、2走前のG3戦2着馬や、前走G1オーストラリアンオークス2馬身差5着馬なども含まれています。ラッキーペニーの次走については以前、6月2日の豪G1クイーンズランドオークス（芝2400m、3歳牝馬）を考えていると陣営のコメントがありました。

ジャンズナショナルステークス（The Jansz National Stakes）
2012年5月12日、オーストラリア･モーフェットヴィル競馬場、芝1200m
2歳、G3、8頭、レース結果、総賞金11万5000豪ドル

着順	馬名	性齢 オッズ	騎手	着差	通算成績 主な成績
1	ディンカムダイヤモンド Dinkum Diamond	2牝 5.5倍	C.リンドップ 54kg	1分11秒25	3戦【2-1-0-0】 前走準重賞2着
2	バージェズ Beau Jez	2セン 4.5倍	M.ロッド 56kg	0.3馬身	3戦【0-3-0-0】 重賞初出走
3	ステラランテ Stella Lante	2牝 4.5倍	T.ベイカー 54kg	1着から 0.5馬身	3戦【1-0-2-0】 前走準重賞3着