英ダービー馬プールモワの半妹キストが準重賞8馬身差で楽勝

4月29日に行われたアイルランド準重賞サルサビルS.（芝10ハロン）は、逃げた1番人気キストが最後の直線に入ると軽く追われただけで後続を突き離し、2着に8･1/2馬身差をつけて楽勝しました。これで2戦2勝。

ガリレオ産駒であるキスト（5代血統表）の半兄が、昨年の英ダービー馬プールモワ Pour Moi（父モンジュー）です。今回の楽勝を受けて、ブックメーカー各社は英オークス2番人気（4倍から5.5倍、5月4日現在）に支持しています。同じオブライエン厩舎のメイビーが1番人気（3倍から4.5倍）。

問題があるとすればデビュー戦の馬場が"Soft"、今回が"Yielding to Soft"だったので、良馬場適性が未知な点くらいですね。

2012年サルサビルS.のレース映像（要登録）。

サルサビルステークス（Irish Stallion Farms E.B.F. Salsabil Stakes）
2012年4月29日、アイルランド･ナヴァン競馬場、芝10ハロン
3歳牝馬、準重賞、5頭、Yielding to Soft、レース結果、6万ユーロ

着順	馬名	性齢 オッズ	騎手	着差	通算成績 主な成績
1	キスト Kissed	3牝 1.4倍	J.オブライエン	2分17秒78	2戦【2-0-0-0】 半年振りの出走
2	アアラス Aaraas	3牝 8倍	D.マクドノフ	8･1/2	6戦【1-1-1-3】 愛G3キラヴーランS.3着
3	クレオフィラ Cleofila	3牝 4倍	K.マニング	2･1/2	2戦【1-0-1-0】 半年振りの出走