サクセスフルダンは2010年11月の米G1クラークH.(ダート9ハロン)で1位入線も3着に降着(翌年のクラークH.はワイズダンが優勝)。その後怪我のため休養していましたが、今年4月のアローワンス戦で17ヶ月ぶりに復帰すると1着。今回が復帰2戦目でした。これでクラークH.降着を含めて5戦連続で1位入線です。重賞は3勝目。
重賞初勝利だった09年のG3ノーザンダンサーS.後も14ヶ月間レースから離れているなど順調に使えませんが、次走は6月16日のG1スティーヴンフォスターH.(ダート9ハロン)でG1初勝利を狙う予定です。
ちなみに4月22日の米G3ベンアリS.(AW9ハロン、4歳以上)で半弟のワイズダンがコースレコードを0.14秒更新したばかりです(米AW馬場史上最高のベイヤー指数でもあった)。ベンアリS.後にはワイズダンの次走もスティーヴンフォスターH.と述べられていたのですが、2頭は同オーナーブリーダーで、同じ調教師なので、どうするのでしょう。
また同日のG2ラトロワンヌS.(ダート8.5ハロン、4歳以上)は7頭立て5番人気のファニータが2番手追走から、逃げた1番人気プラムプリティを競り落として優勝し、昨年のG2インディアナオークス以来、約半年ぶりの勝利で重賞2勝目を挙げています。前走ニューオーリンズレーディースS.では先日引退した年度代表馬ハヴルドグレースから4馬身差の2着に入っていました。昨年のケンタッキーオークスで1,2着だったプラムプリティとセントジョーンズリバーがそれぞれ3,2着でした。
同じく同日のG3エイトベルズS.(ダート7ハロン、3歳牝馬)は1番人気のコンテステッドが危なげなく逃げ切り、重賞初勝利。次走は5月28日のG1エイコーンS.などを考えているとのこと。
ラトロワンヌステークス(La Troienne Stakes)
2012年5月4日、アメリカ・チャーチルダウンズ競馬場、ダート8.5ハロン
4歳以上、G2、7頭、レース結果(PDF)、総賞金30万ドル
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ファニータ Juanita | 4牝 17.7倍 | R.ドミンゲス | 1分42秒82 | 16戦【6-3-3-4】 重賞2勝目 |
2 | セントジョンズリバー St. John's River | 4牝 7.1倍 | R.ナプラヴニク | 2 | 8戦【2-4-1-1】 G2デラウェアオークス1着 |
3 | プラムプリティ Plum Pretty | 4牝 1.4倍 | R.ベハラーノ | 1 | 12戦【5-2-3-2】 前走G1アップルブロッサムH.1着 |
エイトベルズステークス(Eight Belles Stakes)
2012年5月4日、アメリカ・チャーチルダウンズ競馬場、ダート7ハロン
3歳牝馬、G3、8頭、Fast、レース結果(PDF)、総賞金10万ドル
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | コンテステッド Contested | 3牝 2.1倍 | M.ガルシア | 1分21秒29 | 4戦【3-1-0-0】 重賞初出走 |
2 | グッドディード Good Deed | 3牝 4.1倍 | C.ラネリー | 4・3/4 | 7戦【4-1-0-2】 G2で6着1回 |
3 | オールウェイズヒアトゥー Always Here Too | 3牝 22.5倍 | L.ゴンサウベス | 6・1/4 | 8戦【2-0-3-3】 G3で5着1回 |
アリシーバステークス(Alysheba Stakes)
2012年5月4日、アメリカ・チャーチルダウンズ競馬場、ダート8.5ハロン
4歳以上、G2、8頭、Fast、レース結果(PDF)、総賞金30万ドル
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | サクセスフルダン Successful Dan | 6セン 5.1倍 | J.ルパルー | 1分41秒04 | 10戦【7-1-1-1】 重賞3勝目 |
2 | フォートラーンド Fort Larned | 4牡 6.6倍 | J.カステリャーノ | 1 | 14戦【5-2-0-7】 G2スキップアウェイS.1着 |
3 | ムーチョマッチョマン Mucho Macho Man | 4牡 2.7倍 | R.ドミンゲス | 6 | 15戦【5-3-4-3】 前走で重賞3勝目 ケンタッキーダービー3着 |
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