ブラックアンドベントが腱の故障で年内休養

ブラックホーク産駒で2010-2011シーズン豪最優秀障害馬のブラックアンドベント Black And Bentについて、左前脚の腱に異常が見つかったため、2012年は休養に充てるとオーナーのひとりがツイッターで明らかにしました。2013年の復帰を考えているとのこと。

Tendon injury sidelines Black And Bent

ブラックアンドベントは5月2日のゲイリーウッドハードルを勝って障害競走9連勝とし、豪障害界の最多連勝記録に並んでいました。今週日曜日に記録更新をかけて出走する予定でしたが来年以降に持ち越しとなりました。

ちなみに2010年にも同部位を負傷し、1年の休養を経て復帰するとオーストラリア障害レースでもっとも賞金が高いグランドナショナルハードルを優勝しています。前回と同じように復帰できることを祈りましょう。


ところで天皇賞･春を逃げ切ったビートブラックについて、「今後は豪メルボルンカップなども視野に入れて」という報道がありました。ビートブラックはメルボルンカップに適性が合わないような気がしますし、ハンデが重くなることは確実ですが、豪連勝記録といえば平地にもブラックキャビアがいるわけで、「ブラック」が目に付く今年だからこそ（去年もだけど）、「黒を打ち負かす」という馬名意味の馬が豪競馬最大の祭典に出走すればオーストラリアに挑戦状を叩きつけるようで面白いので、ぜひ出走して欲しい。