2012年5月13日日曜日

父が未出走馬のリトルマイクが米G1ターフクラシックS.を逃げ切る

5月5日に行われた米G1ターフクラシックS.(芝9ハロン)は、8番人気リトルマイクが逃げ切り、重賞4勝目で初G1勝利です。

3着ブリリアントスピードは昨年のG1ブルーグラスS.勝ち馬でBCターフ3着。芝マイルG1で3戦連続連対中だった1番人気トゥラルアは7着など、複数出走したG1馬はあまりいいところなく敗れました。

リトルマイクは父スパニッシュステップス、母ヘイジュード、母の父ウェヴェリングモナークという血統。スパニッシュステップスは未出走馬ですが、アンブライドルズソングの全弟だからでしょう、2005年から種牡馬入りしており、現6歳が初年度産駒。2世代目のリトルマイクは唯一のアメリカ重賞勝ち馬で、もちろん今回が産駒のアメリカG1初勝利。他にペルーG1ホセ・コル・ヴィダル賞勝ち馬 El Suri がいます。重賞勝ちはこの2頭だけのようです。

栗山求さんが「Unbridled に含まれる Dr.Fager と In Reality のニックスの継続」とブログでよくお書きになるのですが、リトルマイクもその配合です。次走は未定。

2012年ターフクラシックS.のレース映像。


ターフクラシックステークス(Woodford Reserve Turf Classic)
2012年5月5日、アメリカ・チャーチルダウンズ競馬場、芝9ハロン
4歳以上、G1、11頭、レース結果(PDF)、総賞金50万ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1リトルマイク
Little Mike
5セン
13.2倍
J.ブラーヴォ1分48秒8117戦【10-2-0-5】
ここまでG3を3勝
2スリムシェイディ
Slim Shadey
4セン
11.9倍
D.フローレス2・1/218戦【3-3-0-】
2走前にG2優勝
3ブリリアントスピード
Brilliant Speed
4牡
8.9倍
J.ヴェラスケス1/216戦【3-3-5-5】
G1ブルーグラスS.1着

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