2012年5月16日水曜日

ビューティーパーラーの次走は仏オークスか。全兄バロッチは米移籍初戦を2着

仏1000ギニーを勝ったビューティーパーラー Beauty Parlour について、レース後にルルーシュ調教師が「オーナーと話し合ってから決めることだが、次走はディアヌ賞(仏オークス、6月17日、シャンティイ競馬場・芝2100m)になるだろう。英G1コローネーションS.にも登録しているが、シャンティイに行くことになると思う。まだ遠征させたくないので。」と述べています。(3着のトピーカはコロネーションS.へ)

FRANCE Beauty Parlour unbeaten after her Guineas win - Racing Post

仏3歳牝馬2冠となれば、昨年のゴールデンライラックに続く2年連続の達成です。仏オークス後の出走候補レースについて言及は無いですが、凱旋門賞を目指すとなれば、
  • 8月15日 仏G2ギョーム・ドルナーノ賞(ドーヴィル・芝2000m、3歳)
  • 8月21日 仏G2ノネット賞(ドーヴィル・芝2000m、3歳牝馬)
  • 9月16日 仏G1ヴェルメイユ賞(ロンシャン・芝2400m、3歳以上牝馬)
  • 10月7日 仏G1凱旋門賞(同上、3歳以上)
の4レース、特にヴェルメイユ賞→凱旋門賞の2レースが最有力。ザルカヴァが完全制覇した路線でもあります。また昨年はディアヌ賞2着のガリコヴァがギョーム・ドルナーノ賞ヴェルメイユ賞を勝ち、凱旋門賞で9着しました。



また仏1000ギニーの数時間後には全兄のバロッチ Barocci(こちらは日本産馬)が北米移籍初戦となるアローワンス戦(芝1マイル)に2番人気で出走しましたが、1/2馬身差2着に敗れました。

レース映像はこちら。青の勝負服でシャドーロール装着馬がバロッチ。

このレースの出走条件は(2勝以上またはステークス以上勝利馬は出走不可)というもので、仏G3で2着しているバロッチにとって格下相手のレースでしたが、移籍初戦で8ヶ月ぶりの出走であり、もともと勝ち味に遅い馬でもあるのでこんなものでしょう。次走は不明ですが、相手なりに走るので重賞を使った方が良いと思います。

2012年5月13日、アメリカ・ベルモントパーク競馬場、芝1マイル
3歳以上、10頭、レース結果、総賞金7万7000ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ナインオーワンダフル
Nine O Wonderful
4牡
14.2倍
R.ナプラヴニク1分35秒5912戦【2-2-3-5】
ステークス6着
2バロッチ
Barocci
4牡
3.85倍
J.ルパルー1/28戦【1-3-0-4】
G1仏2000ギニー6着
3カタカナ
Kanagaro
4セン
3.7倍
R.マラージ111戦【1-2-6-2】
ステークス未出走

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