スミヨン騎手がダビルシムとのコンビ解消を申し出る

スミヨン騎手がダビルシムとのコンビ解消を申し出ました。新ジョッキーは不明。

At The Races - Soumillon gives up Dabirsim ride
Soumillon renonce à Dabirsim - Paris-Turf

「火曜日にオーナーのスプリンガー氏と電話で話し、ダビルシムにはもう乗らないほうが良いと考えていると申し出ました。騎乗した2戦を見返しても大きなミスをしたとは思わないが、結果は結果として受け止めなければならない。上手く説明できないが手が合わないようだ。私たちには相性の良さ（chemistry）が無かった。ダビルシムと関係者のことを考えると、私は降りて、次の騎手が彼が輝きを取り戻すことを助けてくれるように願う」とのこと。


また次走について、TDN の5月14日版（PDF）によるとフェルラン調教師が「7月のジュライカップの登録しているが、8月のモーリスドゲスト賞まで待つこともありえる」と述べており、早ければ7月14日の英G1ジュライカップ（ニューマーケット競馬場･芝6ハロン、3歳以上）、遅ければ8月5日の仏G1モーリスドゲスト賞（芝1300m、3歳以上）ということになりそうです。また5,6月の出走は無いのでしょう。

仮にジュライカップだとすると、同レースにはゴドルフィン馬が複数登録しているので、ダビルシムが2歳時にG1を2勝したときのデットーリ騎手はおそらく不可。今のうちに種牡馬としての権利をダーレーに売るなら話しは違ってくるでしょうが。

個人的には、去年ドリームアヘッドで英G1スプリントカップ、仏G1フォレ賞を連勝したW.ビュイック騎手がありだなと。1）モルニー賞勝ち馬であり、2）1マイルで凡走したので2歳時にG1・2勝した短距離に戻り、3）短距離に戻った初戦がジュライカップ、というのはドリームアヘッドが1歳先輩ですから（ジュライカップはH.ターナー騎手が騎乗したわけですが）。ビュイック騎手が主戦契約を結ぶゴスデン厩舎にジュライカップ登録馬はいません。