仏3歳G2グレフュール賞、ケサンプールが重賞初勝利

5月5日に行なわれた仏G2グレフュール賞（芝2000m、3歳牡牝）はデビューから3連勝中のケサンプールが2番手追走から、残り300m付近ではいったん外から交わされたようにも見えましたが、最後は内を突いて伸びてきたアルビオンをアタマ差抑えて優勝し、重賞初勝利を挙げています。前走準重賞を勝っており、これで4戦4勝。

2番人気でチチカステナンゴ産駒のサオノア（前走仏3歳G3ラフォルス賞1着）は1着から1馬身差4着。

ケサンプールは父キングズベスト、母カサタナ、母の父エルナンドという血統。昨年はプールモワがグレフュール賞と英ダービーを連勝しましたが、ケサンプールも英ダービーへ。一昨年の英ダービー勝ち馬ワークフォースはキングズベスト産駒でした。

グレフュール賞の連続写真。レース映像（有料）。

グレフュール賞（Prix Greffulhe）
2012年5月5日、フランス･サンクルー競馬場、芝2000m
3歳牡牝、G2、6頭、Very Soft、レース結果、総賞金13万ユーロ

着順	馬名	性齢 オッズ	騎手	着差	通算成績 主な成績
1	ケサンプール Kesampour	3牡 1.7倍	C.ルメール	2分09秒40	4戦【4-0-0-0】 重賞初勝利
2	アルビオン Albion	3牡 10倍	P.ブドー	頭	5戦【1-2-1-1】 重賞初出走
3	エルダンディ Eldandy	3牡 8.5倍	A.クラストゥス	1/2	5戦【1-1-3-0】 準重賞3着