レーシングポストに「騎手、調教師ともに最大の勝利」と書いてあるのでどちらも重賞初勝利なのでしょう。今後の予定として、昨年はのちの英ダービー馬プルモワが勝った仏G2グレフュール賞(芝2000m)から仏G1ジョッケクルブ賞(芝2100m、仏ダービー)を目指すとのこと。
サオノアの5代血統表。父チチカステナンゴの代表産駒に08年のジョッケクルブ賞勝ち馬ヴィジョンデタ。ちなみにヴィジョンデタの母父 Garde Royale はサオノアの母母父でもある。近親にぽつぽつと重賞活躍馬がいます。
ラフォルス賞の連続写真はこちら。青の勝負服がサオノア。
ラフォルス賞(Prix La Force)
2012年4月8日、フランス・ロンシャン競馬場、芝2000m
3歳、G3、6頭、レース結果
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | サオノア Saonois | 2牡 4.5倍 | A.アムラン | 2分04秒65 | 6戦【4-1-1-0】 前走準重賞4馬身差勝利 |
2 | セイントルー Saint Loup | 2牡 15倍 | G.ベノワ | 短アタマ | 5戦【1-1-2-1】 重賞初出走 |
3 | ボーヴォワール Beauvoir | 2牡 1.53倍 | C.ルメール | 短クビ | 3戦【2-0-1-0】 重賞初出走 |
また同日行われた古馬G2アルクール賞(芝2000m)は、2頭出しデュプレ調教師のワンツーでしたが、勝ったのは人気薄の方、重賞初出走で唯一の牝馬ジオフラ。3馬身差2着に1番人気馬ヴァダマールが入っています。
ジオフラは昨年10月に準重賞を3馬身差で勝ち、今回はそれ以来、約4ヵ月半ぶりの出走で重賞初勝利です。ヴァダマールは香港ヴァーズ10着以来の出走でした。3kgの斤量差もありましたし、ヴァダマールのポジションが後ろすぎでしたが、英ダービー約4馬身差7着のヴァダマールに3馬身差ならジオフラはG1も狙えるのでは。
ジオフラの5代血統表。父ダンジリ。母は英G3勝ち馬。ダンジグの3×4。
2012年アルクール賞のレース映像。3番手追走、青の帽子・勝負服がジオフラ。最後方追走、アガカーンの緑と赤の勝負服がヴァダマール。連続写真はこちら。
アルクール賞(Prix D'Harcourt)
2012年4月8日、フランス・ロンシャン競馬場、芝2000m
4歳以上、G2、6頭、レース結果
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ジオフラ Giofra | 4牝 5倍 | M.ギュイヨン 54.5kg | 2分01秒35 | 4戦【3-0-0-1】 前走準重賞3馬身差勝利 |
2 | ヴァダマール Vadamar | 4牡 2.1倍 | C.ルメール 57.5kg | 3 | 9戦【3-1-2-3】 仏G2コンセイユ・ド・パリ賞1着 |
3 | サガドリーム Saga Dream | 6セン 6.5倍 | T.ジャルネ 56kg | 4 | 23戦【5-4-5-9】 重賞3着3回目。準重賞1勝 |
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