2012年4月26日木曜日

南アフリカ年度代表馬イググらが海外遠征へ

南アフリカのマイク・デ・コック調教師は、イググら数頭の管理馬を海外遠征のために検疫入りさせると発表しました。

SOUTH AFRICA De Kock stars to begin journey to Dubai - Racing Post

アフリカ馬疫(African Horse Sickness)が流行している南アフリカ馬に対しては厳しい輸入検疫が要求され、イググらの検疫は
  • 5月6日からケープタウン(南ア)で19日間
  • モーリシャスで90日間
  • イギリスで30日間
と長期間にわたります。

デコック調教師は「イググらを年末に国際舞台で、また来年にドバイで走らせるためには、できるだけ早く、つまり今すぐ南アフリカを離れるという選択肢しかない」「ばかげたことだが、たとえば7月のG1ダーバンジュライ後まで待つことはできない」と述べています

年度代表馬イググのほか、G1競走2勝のザアパッチも出国し、こちらは香港国際競走(距離的に香港カップ?)を予定しているとのこと。イググについては不明ですが、ドバイワールドカップを目標にしているでしょう。

レーシングポストの記事によると、EU規制当局が南アフリカ馬の欧州への直接入国禁止をさらに1年延長したとあるので、規制が緩和されれば夏のイギリス遠征と欧州での繁殖入りを考えているとしていた12戦11勝、G1競走3勝の短距離馬ヴァルデラについては、少なくとも今夏の遠征は実現しないですね。

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