2012年4月8日日曜日

ダビルシムにはスミヨンが騎乗。ディープ産駒アクアマリンが明日出走

4月15日に今年初戦を迎えるハットトリック産駒ダビルシム Dabirsim は、G1競走2勝時にコンビを組んだデットーリ騎手ではなく、クリストフ・スミヨン騎手が騎乗することになりました。馬主のサイモン・スプリンガー氏がスミヨン騎手と騎乗契約を結んだためです。

FRANCE Soumillon new jockey for top colt Dabirsim - Racing Post

ご存知のとおり、スミヨン騎手はウィルデンシュタイン家と最優先騎乗契約を結んでいますから、スプリンガー氏との契約は「他の約束が許す限り(つまりウィルデンシュタインの所有馬と重ならない限り)優先して騎乗する」というものです。

フェルランド調教師「スミヨン、ペリエ、デットーリ、彼らは世界で最高の名手です。彼らの一人に依頼できるというのは嬉しいものであり、全て上手くいくと期待できます。」



それから、ウィルデンシュタイン家のディープインパクト産駒アクアマリン Aquamarine が4月8日のPrix De La Savonnerie(ラサヴォネリー賞、ロンシャン競馬場・芝2000m)に出走予定です。もちろん(といっても3走ぶりですが)スミヨン騎手が騎乗。海外で走るディープインパクト産駒としては今年初出走のはずです。

1着賞金1万4000ユーロの、重賞でも準重賞でも無いレースなので、3勝目を期待したいところですが、Staros という、ディープ産駒バロッチが2着した仏G3プランスドランジュ賞(ロンシャン・2000m)の5着馬(2着バロッチとは頭差、他にG3で4着2回)や、2010年の2歳G3勝ち馬 Maxios も出走するので、牝馬限定準重賞を2戦して勝てていないアクアマリンにとっては厳しい相手です。

準重賞リアンクール賞、ディープ産駒アクアマリンは6着。アドヴェンチャーシーカーが優勝
ディープ産駒アクアマリンはフランス準重賞で4着


そしてそのバロッチが、おくよしさんのツイートで知ったのですが、米フロリダ州の調教施設で時計を出しています(ダートで2本)。事情は分かりませんが、移籍か、少なくとも米遠征であることは間違いないはずで、海外(フランス)で初めて走ったディープ産駒であるバロッチが、初めてアメリカで走るディープ産駒にもなると思われます。

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