2012年4月1日日曜日

米G1サンタアニタオークスはウィラビーオーサムが重賞2勝目

3月31日に行われた米3歳牝馬G1サンタアニタオークス(ダート8.5ハロン)は、米3歳牝馬G1ラスヴァージネスS.(ダート1マイル)の1,2着馬が抜けた人気で再戦ムード。

3月3日のラスヴァージネスS.は、
2番人気のエデンズムーンが逃げ、1番人気のレネズゴットジップがその直後を 追走する展開で、最後の直線に入って一度はレネズゴットジップが並びかけましたが、両馬が接触してレネズゴットジップが失速するとエデンズムーンが3馬身差をつけて優勝しました。レネズゴットジップが2着。
というもので、さらに2頭はデビュー戦も同じです。今回はレネズゴットジップが逃げ、エデンズムーンが2番手を追走しましたが、直線入り口で3番手追走の3番人気ウィラビーオーサムがエデンズムーンを捕まえると、ゴール直前でレネズゴットジップを差し切って優勝し、重賞2勝目を挙げています。

ウィラビーオーサムはそのラスヴァージネスS.で6・1/2馬身差4着に終わっていました。重賞は2走前にここと同じサンタアニタ・ダート8.5ハロンの米3歳牝馬G3サンタイサベルS.に続き2勝目です。

上位3頭はケンタッキーオークスへ。ただしウィラビーオーサムは4月28日のメレアS.(カリフォルニア産馬限定、総賞金30万ドル)も検討しているとのこと


ウィラビーオーサムの5代血統表。父オーサムギャンブラーは現役時代6戦2勝、重賞は2戦して4着1回、5着1回。オーサムギャンブラーの母が米牝馬G1アシュランドS.2着馬の半妹である点くらいしか見所が無いですが、よく種牡馬入りしましたね。ウィラビーオーサムがオーサムギャンブラーの初年度産駒で、2010年の種付け料は3000ドルにまで落ちていましたが、いきなりG1勝ち馬を輩出しています。今年度は5000ドル。

ウィラビーオーサムは母系も地味で、4人いるオーナーの一人が生産者です。

2012年サンタアニタオークスのレース映像。3番手追走がウィラビーオーサム。

サンタアニタオークス(Santa Anita Oaks)
2012年3月31日、アメリカ・サンタアニタパーク競馬場、ダート8.5ハロン
3歳牝馬、全馬122ポンド、G1、5頭、レース結果(PDF)、総賞金30万ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ウィラビーオーサム
Willa B Awesome
3牝
14.6倍
M.ペドロサ1分42秒4712戦【4-3-2-3】
重賞2勝目
2レネズゴットジップ
Reneesgotzip
3牝
2.7倍
G.ゴメスハナ4戦【2-2-0-0】
G2で7・3/4馬身差1着
3エデンズムーン
Eden's Moon
3牝
1.5倍
M.ガルシア1・1/24戦【2-1-1-0】
重賞2戦目

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