2011年11月6日日曜日

2011年BCターフ、18歳J.オブライエン騎手がセントニコラスアベイで優勝し史上最年少の勝利ジョッキーに

11月5日に行われた米G1ブリーダーズカップ・ターフ(芝12ハロン)は凱旋門賞5着のセントニコラスアベイが後方追走から直線で豪快に差し切って勝ち、G1競走3勝目を挙げました。A.オブライエン調教師はハイシャラパルの2連覇(02-03年)以来となるこのレース3勝目。

エイダンの息子ジョセフ・オブライエン騎手はBC初騎乗を勝利で飾っています。18歳と161日でのBC勝利は史上最年少だということです


英G2グレイトヴォルティジュールS.を8馬身差圧勝しながら、英セントレジャーで窮屈な競馬を強いられ3着に終わっていた2番人気シームーンが2着。米G1ブルーグラスS.勝ち馬で、G1ベルモントS.(ダート12ハロン)3着、前走G1ジャマイカH.(芝9ハロン)2着のブリリアントスピードが3着に健闘しました。1番人気サラフィナは前半かかり気味の競馬で、3着から3馬身差4着。G1を6勝している牝馬ミッデイは3番人気6着でした。

セントニコラスアベイは、ペースメーカーと見られていた人気薄シャレータが2着に粘りこんだ凱旋門賞で先行して5着。展開に恵まれたものだと思っていましたが、それにしても今回のメンバーで5番人気は人気無さ過ぎでした。


セントニコラスアベイの5代血統表。同じ父モンジュー産駒でキャメロットが今年の英G1レーシングポストトロフィーを勝っています。


2011年ブリーダーズカップ・ターフのレース映像。最内枠発走がセントニコラスアベイ。


ブリーダーズカップ・ターフ(Emirates Airline Breeders' Cup Turf)
2011年11月5日、アメリカ・チャーチルダウンズ競馬場、芝12ハロン
3歳以上、G1、頭、総賞金300万ドル、Good、レース結果(PDF)
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1セントニコラスアベイ
St Nicholas Abbey
4牡
7.8倍
J.オブライエン2分28秒8511戦【6-0-3-2】
英G1レーシングポストT.
英G1コロネーションカップ
2シームーン
Sea Moon
3牡
4.3倍
R.ムーア2・1/46戦【3-2-1-0】
G1英セントレジャー3着
3ブリリアントスピード
Brilliant Speed
3牡
14.6倍
J.ヴェラスケス114戦【3-3-4-4】
米G1ブルーグラスS.1着

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