2011年11月7日月曜日

G1ニュージーランド2000ギニーはロックンポップ重賞初勝利

11月5日に行われた新G1ニュージーランド2000ギニー(芝1600m)は中団5番手の内目を追走したロックンポップが、最後の直線で前が開くと一気に抜け出し、1番人気アナバンダナの追撃を1/2馬身差おさえて優勝し、重賞初出走でG1勝利です。

ロックンポップは9月17日にデビュー戦を勝ったばかりで、近2走は1400m戦を2戦連続2着してここに出走していました。たった4戦でのNZ2000ギニー勝利は過去15年での最小キャリア5代血統表。大種牡馬 Sir Tristram の5×2。母はニュージーランドダービー勝ち馬 Popsy で、ロックンポップ自身は昨年2月のセールで100万NZドル(現在のレートで約6200万円)で取引されています。

2歳G1を2勝し、2010-2011年の最優秀2歳馬に輝いたアナバンダナが1番人気で2着。ドラリオが9番人気3着。そのドラリオも出走した前走の準重賞を勝って3戦3勝としていたバーガンディ Burgundy が2番人気6着に終わっています。

アナバンダナは唯一頭の牝馬で、11日のG1ニュージーランド1000ギニーにも登録しています。現在のところ出走するつもりのようですね。

2011年ニュージーランド2000ギニーのレース映像。4番手追走がアナバンダナ、5番手がロックンポップ。


ニュージーランド2000ギニー(Sothys 39th New Zealand 2000 Guineas)
2011年11月5日、ニュージーランド・リカートン競馬場、芝1600m
3歳、G1、総賞金40万NZドル、11頭、Good、レース結果
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ロックンポップ
Rock 'n' Pop
3牡
8.5倍
J.ブラード
56.0
1分35秒624戦【2-2-0-0】
準重賞2着1回
2アナバンダナ
Anabandana
3牝
2.5倍
J.マクドナルド
54.5
1/29戦【5-3-1-0】
2歳G1を2勝
3ドラリオ
Dollario
3牡
46倍
D.ジョンソン
56.0
1・3/414戦【3-1-6-4】
準重賞3着3回



また、昨年のNZ2000ギニー勝ち馬で今年2月のニュージーランドダービーも勝ったジミーシューが同5日の豪G1エミレーツS.(芝1600m)に出走しましたが、トップハンデが響いたのか4着でG1競走6勝目ならず。昨年のNZ1000ギニー勝ち馬キングスローズが2着でした。

昨年のBTCカップ(芝1200m)勝ち馬アルバートザファットが勝ち、1年半ぶりの重賞勝利です。

2011年G1エミレーツステークスのレース映像

エミレーツステークス(Emirates Stakes)
2011年11月5日、オーストラリア・フレミントン競馬場、芝1600m
3歳以上、G1、16頭、Good、レース結果
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1アルバートザファット
Albert The Fat
7牡
17倍
M.ザーラ
54.0
1分36秒5031戦【11-3-3-14】
G1 BTCカップ1着
2キングスローズ
King's Rose
4牝
11倍
L.ノーレン
53.0
短アタマ17戦【8-3-0-6】
G1 NZ1000ギニー
3シークレットアドマイヤ
Secret Admirer
4牝
6.5倍
B.アヴドゥラ
54.0
110戦【3-2-3-2】
G1エプソムH.などG1・2勝
3ジミーシュー
Jimmy Choux
4牡
7倍
J.リデル
58.0
アタマ23戦【12-5-2-4】
NZ G1・2勝、豪G1・3勝

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