スタートから逃げているのがフランケルです。強いのは分かっていましたが、騎手もよほど自信がないとこんな競馬はしないわけで、6馬身差2着ドバウィゴールド Dubawi Gold以下は脱帽するほかない結果でした。
1番右がフランケル、2着とは6馬身差。4着馬は3着馬から11馬身差でした。 |
フランケルはデューハーストステークス以来となるG1競走2勝目を挙げました。今後はすでに登録のある5月12日の英G2ダンテステークス(2100m)を使って、距離が持ちそうなら英ダービーに向かう可能性が高そうですが詳細は不明です。昨年は後の凱旋門賞馬ワークフォースが、ダンテS.2着(1着はケープブランコ)から英ダービーに出走し優勝しています。
フランケルの父はガリレオ。母の父はデインヒル。ガリレオは、先日死去が伝えられた欧州の大種牡馬サドラーズウェルズの最良後継種牡馬と言われています。またシーザスターズの半兄でもあります。
7番人気2着ドバウィゴールドは昨年、G2を2戦して10着、11着、G1レーシングポストトロフィーで9着と良いところがなかったですが、今年は初戦からリステッド(準重賞)を2連勝してここに望んでいました。名前の通りドバウィ産駒です。
2着から1/2馬身差3着はネイティヴカーン Native Khan。昨年G3を1勝、レーシングポストトロフィー4着、前走で今年初戦のG3クレイヴンステークス(英2000ギニーと同距離同コース)を2馬身差で勝っていました。
レーシングポストトロフィー勝ち馬カザメント Casamento は10着、また、昨年デューハーストS.でフランケルから2・1/4馬身差2着し、また仏2歳G1クリテリウム・アンテルナシオナルを優勝したロデリックオコナー Roderic O'Connor は11着に終わりました。
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