ゴルディコヴァは昨年このレースを勝ったあと、ロイヤルアスコット開催の英G1クイーンアンS.に出走して優勝しています。今年もクイーンアンに向かう可能性が高いはずですが、ヘッド調教師は慎重に「オーナーと話し合ってから」と述べるに留めています。
2011年イスパーン賞のレース映像は次の動画です。同じ白と水色の勝負服2頭のうち、後ろ(2番手)を走る白い帽子がゴルディコヴァです。
イスパーン賞(Prix d'Ispahan)
フランス・ロンシャン競馬場、芝1850m、4歳以上、G1、2011年5月22日
着順 | 馬名 | 騎手 調教師 馬主 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ゴルディコヴァ Goldikova | O.ペリエ F.ヘッド ヴェルテメール兄弟 | 1分51秒00 | 21戦【15-3-2-1】 BCマイル3連覇などG1競走13勝 |
2 | シリュスデゼーグル Cirrus Des Aigles | C.スミヨン C. バランドバルブ J. デュプイ | クビ | 27戦【7-10-5-5】 G2ドラール賞などグレードレース3勝 |
3 | Rajsaman ラジサマン | T.ジャルネ F.ヘッド S. N. アル・ロマイシ | 3/4 | 14戦【5-1-2-6】 グレードレース3勝 |
クビ差2着のシリュスデゼーグル Cirrus Des Aigles は昨年のジャパンカップでブエナビスタ(1位入線も2着に降着)から4・3/4馬身差の9着と外国馬では最先着しています。また前走のG1ガネー賞ではプランテュールから2馬身差3着でした。
昨年の香港マイルでエーシンフォワードと4着同着だったラジサマンが3着に。前走G2ミュゲ賞でG1馬バイワードを負かして優勝していました。
2番人気で昨年のこのレース2着だったバイワードは1着から約7馬身差5着に、昨年のG1ジャンプラ賞勝ち馬ディックターピンは1着から25馬身以上離された最下位9着でした。ディックターピンのオーナーは「馬場が速すぎた」としていますが、距離が長かったのかもしれないし、また前走は得意のマイルG1ロッキンジS.でもキャンフォードクリフスから6馬身差4着と(この馬にしては)大敗しており、本調子に無い可能性もあります。
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