2011年5月23日月曜日

ゴルディコヴァがイスパーン賞2連覇でG1競走13勝目(レース映像あり)

BCマイル4連覇を目指すゴルディコヴァ Goldikova が仏G1イスパーン賞に出走し、クビ差で勝ちました。ゴルディコヴァが3着以内を外したのは2年前のこのレースだけで、昨年も勝っているとはいえゴルディコヴァにとっては長めのレースですが、現役最後とされるシーズンの初戦を勝利で飾りました。

ゴルディコヴァは昨年このレースを勝ったあと、ロイヤルアスコット開催の英G1クイーンアンS.に出走して優勝しています。今年もクイーンアンに向かう可能性が高いはずですが、ヘッド調教師は慎重に「オーナーと話し合ってから」と述べるに留めています。

2011年イスパーン賞のレース映像は次の動画です。同じ白と水色の勝負服2頭のうち、後ろ(2番手)を走る白い帽子がゴルディコヴァです。


イスパーン賞(Prix d'Ispahan)
フランス・ロンシャン競馬場、芝1850m、4歳以上、G1、2011年5月22日
着順馬名騎手
調教師
馬主
着差通算成績
主な成績
1ゴルディコヴァ
Goldikova
O.ペリエ
F.ヘッド
ヴェルテメール兄弟
1分51秒0021戦【15-3-2-1】
BCマイル3連覇などG1競走13勝
2シリュスデゼーグル
Cirrus Des Aigles
C.スミヨン
C. バランドバルブ
J. デュプイ
クビ27戦【7-10-5-5】
G2ドラール賞などグレードレース3勝
3Rajsaman
ラジサマン
T.ジャルネ
F.ヘッド
S. N. アル・ロマイシ
3/414戦【5-1-2-6】
グレードレース3勝

クビ差2着のシリュスデゼーグル Cirrus Des Aigles は昨年のジャパンカップでブエナビスタ(1位入線も2着に降着)から4・3/4馬身差の9着と外国馬では最先着しています。また前走のG1ガネー賞ではプランテュールから2馬身差3着でした。

昨年の香港マイルでエーシンフォワードと4着同着だったラジサマンが3着に。前走G2ミュゲ賞でG1馬バイワードを負かして優勝していました。

2番人気で昨年のこのレース2着だったバイワードは1着から約7馬身差5着に、昨年のG1ジャンプラ賞勝ち馬ディックターピンは1着から25馬身以上離された最下位9着でした。ディックターピンのオーナーは「馬場が速すぎた」としていますが、距離が長かったのかもしれないし、また前走は得意のマイルG1ロッキンジS.でもキャンフォードクリフスから6馬身差4着と(この馬にしては)大敗しており、本調子に無い可能性もあります。

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