テンプルステークスのレース映像はこちら。6番枠のシャドウロール装着馬がオーバードーズ、隣の5番枠が勝ち馬ソールパワーです。下のYouTubeの動画はテレビ直撮りのため画質は悪いです。
テンプルステークスを勝ったのは、昨年8月の英G1ナンソープステークスを単勝100倍の人気薄で勝ったソールパワー Sole Power。あの勝利がフロックで無いことを証明し、これでG1競走2勝目(グレードレースも2勝目)です。前走は英G3パレスハウスS.で優勝したタンジェリンツリーズ Tangerine Trees(テンプルS.は先行し10着)から1/2馬身差の3着でした。
昨年のこのレース勝ち馬で、07年ナンソープS.と08年ゴールデンジュビリーS.と英G1競走2勝の優勝馬キングスゲートネイティヴ Kingsgate Nativeが昨年12月のG1香港スプリント以来の出走で2着(2番人気)に入りました。
3着はプロヒビット Prohibit。グレードレース出走は6回目で3着以内に入るのは今回が2回目(未勝利)ですが、昨年の仏G1アベイユドロンシャン賞では21頭立て6着に入るなど安定して走っています。
他の人気馬ではG1ナンソープステークス2連覇(08年、09年)のボーダレスコットBorderlescott が4着、昨年9月の英G1スプリントカップ勝ち馬マーカブ Markab が11着でした。
オーバードーズが負けるのは昨年8月のドイツG2ゴルデネパイチェ賞以来、2走ぶりのことで、これで通算成績は17戦15勝となりました。5月17日のレーシングポストが伝えるところによると、オーバードーズの次走はロイヤルアスコット開催の6月14日にアスコット競馬場で行なわれる英G1キングズスタンドS.(芝5ハロン、約1006m)の予定でした。当日はフランケルやグランプリボスが出走予定のセントジェームズパレスS.も行われます。また同記事でオーバードーズの共同馬主の一人は秋のアベイユドロンシャン、BCスプリントにも出走する可能性があるとし、またハンガリーのファンの期待にこたえて来年も現役を続け、それから種牡馬入りしたいという考えを述べていましたが、次走を含めて今回の敗戦で計画変更になる可能性もあり、さてどうなりますか。
ソールパワーもキングズスタンドS.へ、その後はナンソープS.を目指しているとのこと。
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