2011年5月16日月曜日

仏1000ギニーはゴールデンリラック Golden Lilac が優勝(レース映像あり)

2011年5月15日にロンシャン競馬場・芝1600mで行われたプール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)は、3戦無敗だったゴールデンリラック Golden Lilac(オリビエ・ペリエ騎乗、アンドレ・ファーブル調教師)が2着に3馬身差をつけて勝ち、G1初勝利をあげました。

道中2番手を進む赤い帽子がゴールデンリラックです。


ゴールデンリラックの前走G2ガロット賞で5着だったグロリアスサイト Glorious Sight が2着に、3着にはG2で2着2回があるワイルドウィンド Wild Wind が入りました。G1英1000ギニーで3着だったマカーシド Maqaasid は8着、同レース4着のノヴァホーク Nova Hawk が4着でした。


ゴールデンリラックは父ガリレオ、母の父デインヒルという血統でこれは英2000ギニー勝ち馬フランケルと同じです。母グレイリラス Grey Lilas はG1ムーランドロンシャン賞勝ち馬で、仏1000ギニーは2着、仏オークスは3着で、ゴールデンリラックは母が出来なかった仏牝馬クラシック制覇を成し遂げました。ちなみに上位4着までは父か母父がサドラーズウェルズ系です。

ゴールデンリラックはレース動画を見る限り、折り合いに問題は無いのでディアヌ賞(仏オークス、芝2100m)もいけそうです。オーナーの Gestut Ammerland は昨年ロペテヴェガで仏牡馬クラシックの仏2000ギニー、仏ダービーの2冠を制しており、2年連続のクラシック2冠も夢ではありません。

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