2012年10月6日土曜日

新G1スプリングクラシック、母父シンコウキングのシーズシンセーショナルがG1競走4勝目

10月6日に行われた新G1スプリングクラシック(芝2040m、3歳以上)は後方2番手を追走した4番人気シーズシンセーショナルが最後の直線で大外に持ち出されると、中団追走から伸びた5番人気ジェイセピナを1/2馬身下して優勝し、G1競走4勝目を挙げました。

1月の新G1テレグラフH.(芝1200m)を軽ハンデで勝ったジェイセピナが1600mを超える距離初出走でしたが2着で牝馬のワンツー。新豪マイルG1で2着がそれぞれ1回ずつあるヒーズリマーカブルが3着に入っています。

1番人気のザナドゥはこれも1600mを超える距離初出走でしたが、追われ始めてもなかなか加速しなかった印象で4着。G1は4戦目で初めて3着を外しました。今年の豪G1クイーンズランドオークス(芝2400m)勝ち馬で豪G1クイーンズランドダービー(芝2400m)も2着しているクイントエッセンシャルは6着。

準重賞2連勝したゼンノロブロイ産駒ゼニスタが7着。今年4月に新G3を勝っているジャングルポケット産駒フレミントンが14着。シンコウキング産駒で今年3月のG1ニュージーランドダービー3着しているキャリックは16着でした。


父エクラール、母オリジナルシン、母の父シンコウキングという血統新G1ザビールクラシック(芝2000m)、新G1インターナショナルS.(芝2000m)、新G1オークランドカップ(芝3200m)を勝っています。

今年5月に豪G2ホリンデイルS.(芝1800m)を勝ったあとは5着が最高の5連敗でしたが、突然の復活を見せました。ただシャーロック調教師はレース前にベストの状態に戻っていると考えていたようです(まあ5連敗は短い距離が合わなかったという理由のほうが大きいと思いますが)。

今後は11月3日の豪G1マッキノンS.(芝2000m)から11月17日の豪G2サンダウンクラシック(芝2400m)を検討しているとのこと。ちなみにホリンデイルS.後に「3200mのG1オークランドカップを勝っているので、メルボルンカップも選択肢から除外しないが、それより2000m付近を使って行きたい」と述べられていたのでメルボルンカップに向かわないのは規定路線です。

2012年スプリングクラシックのレース映像(要登録)。

スプリングクラシック(New Zealand Bloodstock Insurance Spring Classic )
2012年10月6日、ニュージーランド・ヘイスティングス競馬場、芝2040m
3歳以上、G1、16頭、Good、レース結果、総賞金30万NZドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1シーズシンセーショナル
Shez Sinsational
5牝
-
O.ボッソン2分04秒8927戦【10-5-3-9】
G1競走4勝目
2ジェイセピナ
Guiseppina
6牝
-
J.リデル1/217戦【6-2-2-7】
新G1テレグラフH.1着
3ヒーズリマーカブル
He's Remarkable
5牡
-
V.コルガン3/421戦【6-2-3-10】
豪G3を1勝

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