◎オルフェーヴル
○キャメロット
▲グレートヘヴンズ
△サオノワ
△イエローアンドグリーン
△ソレミア
オルフェーヴル以外は3歳を上位に。今年の3歳は弱いのではと言われていますが、そう言われる年も3歳が頻繁に勝つ、上位に来るから凱旋門賞は3歳有利と知られているわけで、例年通り3歳中心で決まると考えます。デインドリームやスノーフェアリーが回避したことと同じくらい、あるいはそれ以上に今年の仏G1パリ大賞勝ち馬インペリアルモナークが回避したことのほうが重要だよねと。
展開は、4番枠アーネストヘミングウェイ、8番枠アヴェンティーノ、12番枠ロビンフッドのペースメーカーに加え、アガカーン3頭出しの1頭、15番枠ケサンプールもおそらくペースを引っ張ると思われ、その直後にシャレータが続くでしょう。
大外18番枠に入ってしまったオルフェーヴルもその流れなら前に行くつもりであれば6-8番手を無理なく取れそうで、何頭分も外を終始回されるという可能性は少なそう。
オルフェーヴル Orfevre(4牡)
日本の3冠馬としてはディープインパクト以来の凱旋門賞出走。昨年のような硬い馬場のほうが良かったと思いますが柔らかい馬場を苦にするタイプではない、と思っていたらモンジューとエルコンドルパサーの1999年以来の不良馬場でどうでしょうか。
キャメロット Camelot(3牡)
セントレジャーで2着に敗れ、ニジンスキー以来の英3冠はならなかった。ただ3ヶ月ぶりのレースだったし、最後の直線も前が塞がれ、開いたスペースは先に仕掛けてそのまま押し切ったエンケが開けたものだった。ゴール前は良く追い上げており、特に評価を下げる必要はない。
グレートヘヴンズ Great Heavens(3牝)
昨年のキングジョージ勝ち馬で今年同2着だったナサニエルの全妹で、ナサニエルが熱発で直前に回避したため追加登録で凱旋門賞に出走してきた。
2ヵ月半ぶりの出走だが、どちらも柔らかい馬場で行われた英G2ランカシャーオークス5馬身差圧勝、G1愛オークスは3馬身差で完勝しており、馬場を考えると怖い。
サオノワ Saonois(3牡)
今年の仏G1ジョッケクルブ賞(仏ダービー)勝ち馬で、前走の仏G2ニエル賞も快勝。どちらも狭い内をうまく抜け出して差しきりで凱旋門賞向きのタイプ。
ただダービーの前走で4着に敗れた仏G2グレフュール賞が今回と同じような不良馬場でそれだけが気になる。
ミアンドルとシャレータはもちろん有力ですがこれだけ重い馬場は向かないと思う。マスターストロークは前走古馬と5kg差。今回は3.5kg差で強く押せない。他の穴っぽい2頭を拾って。
イエローアンドグリーン Yellow And Green(3牝)
前走の仏G1ヴェルメイユ賞は後方から追い込んでシャレータの4着。3歳馬では最先着だった。
ドイツの伝貧問題があるからドイツっぽい血統を1頭。父は最近死亡したモンズン。Alchimist≒Arjaman≒Aditi が2×4×5のLiterat と、母はフランス産馬ですがAlchimist≒Aditiの2×4×4 のSayonara が絡み合うのが気に入ったというだけで、特に推す理由は無いのですが。
ソレミア Solemia(4牝)
ヴェルメイユ賞はシャレータの3着。6月の仏G2コリーダ賞(芝2100m)でシャレータを下しています。これもサドラー系×シャーリーハイツ、Val De Loirの4×4でこの馬場で逆転期待。
0 件のコメント:
コメントを投稿