2012年10月6日土曜日

豪G1ターンブルS.、グリーンムーンがG1初勝利

10月6日に行われた豪G1ターンブルS.(芝1800m、3歳以上)は、3番手追走したグリーンムーンが直線入り口で先頭に立つと、外から追い込んだ同厩舎のセヴィルをクビ差抑えて優勝し、重賞3勝目、G1初勝利を挙げました。昨年の勝ち馬ディセンバードローが3着。

レースの上がりが33秒99で、先頭から離れすぎず付いていったウィリアムズ騎手騎乗馬が勝つとはどこの国も同じような競馬をしてますね。ウィリアムズ騎手は周りがそれぞれのポジションに落ち着いている中で追っ付けながら3番手にポジションを上げており、もしかするとセヴィルがペースメーカーを努めるはずで、でもセヴィルの前が壁になって逃げられそうに無いからスローになると読んで前に行った、ということかもしれません。


グリーンムーンは父モンジュー、母グリーンヌーン(仏G1で2着)、母の父グリーンチューンという血統のアイルランド産馬。

英デビュー後8戦して準重賞1勝とまずまずの成績を挙げたあと、2011年から豪移籍。移籍4戦目に豪G3ニューキャッスルゴールドカップ(芝2300m)で重賞初勝利。その次走、昨年の豪G1コーフィールドカップ(芝2400m)で2着しています(そのときの1着騎手はウィリアムズ騎手)。その後マイルの豪G2を勝ち、前走の豪マイルG2は2着していました。

次走はそのコーフィールドカップになるとのこと。

ちなみにセヴィルは英G1レーシングポストロフィー、G1愛ダービー仏G1パリ大賞に続き、G1で4回目の2着です。最強の1勝馬健在。

2012年ターンブルS.のレース映像。ゼッケン11番、白の帽子、紺の勝負服がグリーンムーン。

ターンブルステークス(Turnbull Stakes)
2012年10月6日、オーストラリア・フレミントン競馬場、芝1800m
3歳以上、G1、16頭、Good、レース結果、総賞金50万豪ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1グリーンムーン
Green Moon
6牡
4倍
C.ウィリアムズ
55.5kg
2分02秒1118戦【6-3-0-9】
G1初勝利
2セヴィル
Seville
5牡
31倍
N.ホール
54.5kg
クビ13戦【1-5-1-6】
2着5回はいずれも重賞
3ディセンバードロー
December Draw
7セン
6倍
M.ロッド
57.5kg
1・1/426戦【8-3-6-9】
昨年1着
前走豪G1アンダーウッドS.3着

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