前走の英G3セプテンバーS.(AW12ハロン) で1年半ぶりの重賞2勝目を挙げていたダンディーノが2着に入り、イギリス調教馬のワンツー決着でした。ちなみにこの2頭は2010年のG1ジャパンカップ(芝2400m)で10着11着していました(そのひとつ前の9着が現在レーティング世界2位のシリュスデゼーグル)。
今年の仏G1パリ大賞(芝2400m)1着以来の出走だったインペリアルモナークは1番人気6着。9月の加G1ノーザンダンサーターフS.(芝12ハロン)勝ち馬ウィグモアホールが4着。同3着のフォルテデイマルミがここでも3着。
ジョシュアツリーは父モンジュー、母マデイラミスト(加G3で1勝)、母の父グランドロッジという血統のアイルランド産馬。 モンジュー産駒は昨年のサラリンクスと合わせてこのレース3連覇。
前述どおり一昨年のこのレースの勝ち馬。また不良馬場で行われた昨年も出走していましたが、スミヨン騎手騎乗のサラリンクスにうまく最内から抜け出され4馬身差の2着でした(サラリンクスは次走のJCで0.9秒差12着)。
次走は11月25日に行われるG1ジャパンカップ(芝2400m)へ。カナディアン国際を勝ったため、ジャパンカップで3着以内に入った場合、1着8000万円、2着3200万円、3着2000万円の報奨金(ボーナス)が用意されています。
2010年のジャパンカップ10着は前走カナディアン国際を勝っていたとはいえデビューからわずか7戦目、3歳時のもの。また東京競馬場で中団を追走して切れ味勝負で日本馬にかなうわけも無く、最近は先行することが増えているし今回のように逃げればまた違った結果が出るかもしれない(まあ5着に入るのも難しいと思いますが)。フォワ賞でも騎乗していたデットーリ騎手と来日して欲しいですね。
2012年カナディアン国際S.のレース映像。ゲート手前から3頭目、8番がジョシュアツリー。
カナディアンインターナショナルステークス
(Pattison Canadian International Stakes)
2012年10月14日、カナダ・ウッドバイン競馬場、芝2400m
3歳以上、G1、10頭、Good、レース結果(PDF)、総賞金150万カナダドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ジョシュアツリー Joshua Tree | 5牡 5.35倍 | L.デットーリ | 2分30秒89 | 24戦【6-6-3-9】 重賞4勝 |
2 | ダンディーノ Dandino | 5牡 26.4倍 | J.クロウリー | 1/2 | 21戦【7-6-1-7】 英12ハロン重賞2勝 |
3 | フォルテデイマルミ Forte Dei Marmi | 6セン 9.35倍 | J.ヴェラスケス | 1/2 | 25戦【7-1-5-12】 前走米G2で1着 |
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