オリンピックグローリーは父ショワジール、母アシダンセラ、母の父アルザオという血統のアイルランド産馬。デビュー2戦目の前走の英G2コヴェントリーS.(芝6ハロン)で3/4馬身差2着。その後英G3スーパーレイティヴS.、英G2ヴィンテージS.(どちらも芝7ハロン)を連勝していました。
コヴェントリーS.の勝ち馬は愛G1ナショナルS.を5馬身差で勝ち、13日の英G1デューハーストS.も勝って6戦6勝としたドーンアプローチ。欧州2歳路線はこの2頭と、仏G1モルニー賞、英G1ミドルパークS.を連勝した5戦5勝のレックレスアバンダンが現在のトップですね。
前走後にカタールの Sheikh Joaan Bin Hamad Al Thani が購入しており、同オーナーはこれがG1初勝利。2着馬のオーナーもカタールの王族。
10月27日の英G1レーシングポストトロフィーに登録があります。また英2000ギニーについては同厩舎に複数の候補がいるためコース経験を作れたオリンピックグローリーは仏2000ギニーに向かわせる可能性があると述べられています。
ちなみに3着インディアンジェイドの母はUAE生まれのジェイドロバリー産駒です。また逃げたアヴァンテージはレイマン産駒(その父サンデーサイレンス)で前走の仏G3ラロシェット賞はワットアネームの2着でした。
2012年ジャンリュックラガルデール賞のレース映像(公式)。ゲート向かって右から4頭目の発走、ゼッケン1番がオリンピックグローリー。
ジャンリュックラガルデール賞(Prix Jean-Luc Lagardère - Grand Critérium)
2012年10月7日、フランス・ロンシャン競馬場、芝1400m
2歳牡牝、G1、8頭、レース結果、総賞金35万ユーロ
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | オリンピックグローリー Olympic Glory | 2牡 2.2倍 | R.ヒューズ 57kg | 1分25秒73 | 5戦【4-1-0-0】 重賞3連勝 |
2 | ワットアネーム What A Name | 2牝 4倍 | C.ルメール 55.5kg | 1・1/4 | 4戦【2-1-1-0】 仏G3ラロシェット賞1着 |
3 | インディアンジェイド Indian Jade | 2牡 46倍 | J.スペンサー 57kg | クビ | 6戦【2-0-1-3】 前走高額賞金レース4着 |
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