重賞初出走の2番人気アシュダンは4着。2走前の仏G1モルニー賞(芝1200m)で3/4馬身差2着だったジョージバンクーヴァーが3着。
最後の1ハロンはドーンアプローチの12.68秒が最速で、次に速いのが3着ジョージバンクーヴァーの13.05秒だから1頭だけ脚が衰えませんでした。
ドーンアプローチは父ニューアプローチ、母ヒムンオブザドーン、母の父フォーントリックという血統。 ロイヤルアスコットの英G2コヴェントリーS.で重賞初勝利し、それ以来約3ヶ月ぶりの出走だった前走の愛G1ナショナルS.(芝7ハロン)も勝ってデビューから無敗の5戦5勝としました。コヴェントリーS.後にゴドルフィンが購入、来シーズンもボルジャー調教師が継続して管理することが発表されています。
マニング騎手はもっと長い距離でも持つと。ボルジャー氏も来年はマイルから初めて距離を伸ばしていくと述べています。10月28日時点で来年の英2000ギニー(芝1マイル)1番人気。2番人気は27日の英G1レーシングポストトロフィー(芝1マイル)勝ち馬キングズバーンズですが、これはオッズを出していないブックメーカーも多く2000ギニーに出走しない可能性があるから高めのオッズもついてるのでしょう。
ちなみにナショナルS.からデューハーストS.を勝ったのは父ニューアプローチも同じ。そのニューアプローチは英愛2000ギニーでどちらも2着のあと、英ダービーを制しています。
2012年デューハーストS.のレース映像(YouTube)。ゴドルフィンの青の勝負服がドーンアプローチ。
デューハーストステークス(Dubai Dewhurst Stakes)
2012年10月13日、イギリス・ニューマーケット競馬場、芝7ハロン
2歳、G1、6頭、Good To Soft、レース結果、総賞金17万0130英ポンド
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ドーンアプローチ Dawn Approach | 2牡 1.3倍 | K.マニング | 1分24秒00 | 6戦【6-0-0-0】 重賞4勝目 |
2 | レティモア Leitir Mor | 2牡 34倍 | R.ウィーラン | 2・3/4 | 12戦【1-7-3-1】 G1【0-2-1-0】 |
3 | ジョージバンクーヴァー George Vancouver | 2牡 17倍 | J.オブライエン | 3/4 | 6戦【1-1-1-3】 前走G3でレティモアの6着 |
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