2013年5月24日金曜日

(4月)豪G1クイーンエリザベスS.、仏ダービー馬リライアブルマンがG1競走2勝目。イッツアダンディール2着

4月27日に行われた豪G1クイーンエリザベスS.(芝2000m、3歳以上)は2番手先行からいったん4番手まで下がった2番人気リライアブルマンが最後の直線は外から楽に抜け出して優勝し、2011年のG1仏ダービー以来となるG1競走2勝目を挙げました。

2走前の豪G1ローズヒルギニー(芝2000m)を7馬身差、前走の豪G1オーストラリアンオークス(芝2400m)を6馬身差で圧勝していたイッツアダンディールが重賞で古馬と初対戦でも単勝1.3倍の圧倒的1番人気に支持されましたが2着どまりでした。

昨年11月に豪G1エミレーツS.(芝1600m、3歳以上)を勝っているハッピートレイルズが3着。豪G1で3連勝し、つづけて昨年のこのレース2着したマニガーは7着。


リライアブルマンは父ダラカニ、母オンフェアステージ(愛準重賞1勝)、母の父サドラーズウェルズという血統のイギリス産馬。

2011年にデビュー3戦目、重賞初出走で仏G1ジョッケクルブ賞(仏ダービー、芝2100m)を制しています。その後も仏G1パリ大賞3着仏G1ガネー賞3着英G1キングジョージ4着と好走して豪移籍。移籍緒戦の前走豪G1ジョージライダーS.(芝1500m)は1・1/2馬身差の6着していました。

今回レース後に騎手が下馬。レース直後に伝えられたよりは軽症だったようですが、5月上旬の見込みよりは経過が悪く、5月20日時点の情報ではオファー次第でこのまま種牡馬入りする可能性があり、現役続行の場合も怪我の治療のため少なくとも来シーズンの春(日本の秋)は休養するだろうとのこと。

2013年クイーンエリザベスS.のレース映像(YouTube)。手前から2頭目の発走、青地の勝負服がリライアブルマン。

参考)2011年仏ダービーのレース映像


クイーンエリザベスステークス(Santos Coffee Queen Elizabeth Stakes)
2013年4月27日、オーストラリア・ランドウィック競馬場、芝2000m
3歳以上、G1、8頭、Good3、レース結果、総賞金50万豪ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1リライアブルマン
Reliable Man
5牡
12倍
J.ボウマン
59.0kg
2分01秒8014戦【5-1-2-6】
重賞3勝目
2イッツアダンディール
It's A Dundeel
3牡
1.29倍
M.ロッド
55.5kg
2・1/212戦【8-2-0-2】
G1競走4勝
3ハッピートレイルズ
Happy Trails
5セン
41倍
G.スコフィールド
59.0kg
1/233戦【5-6-6-16】
重賞3勝

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