1番人気のデクラレーションオブウォーはファーのすぐ後ろを追走していましたが11馬身差の5着。昨年のG1ドバイデューティーフリー勝ち馬シティースケープは最下位12着。
昨年のG1仏1000ギニー(芝1600m)勝ち馬でG1仏オークス(芝2100m)2着のディープインパクト産駒ビューティーパーラーは馬場が固すぎるとして回避。出走していれば転厩初戦昨年9月の英G1サンチャリオットS.(芝1マイル、3歳以上牝馬)約9馬身差7着以来となる今年初出走だったのですが。
ファーは父ピヴォタル、母ゴンバルダ(独G1を2勝)、母の父ランドという血統。
昨年は英G1エクリプスS.(芝10ハロン)、英G1サセックスS.(芝1マイル)、英G1インターナショナルS.(10ハロン88ヤード)、仏G1ムーランドロンシャン賞(芝1600m)で4戦連続2着。
間の2戦の勝ち馬はフランケルでそれぞれ6馬身差、7馬身差でしたが、エクリプスS.はナサニエルから1/2馬身差、ムーランドロンシャン賞はムーンライトクラウドから頭差だから、そのムーランドロンシャン賞以来となる今年初戦とはいえデクラレーションオブウォーに1番人気を譲ったのがそもそもおかしな評価で、順当な勝利だったと思います。
次走はロイヤルアスコット開催の英G1クイーンアンS.(芝1マイル)か英G1プリンスオブウェールズS.(芝10ハロン)かであるが、どちらに出るかは1週前まで決めないだろうと。昨年のプリンスウェールズS.では勝ったソーユーシンクから2・3/4馬身差、2着のカールトンハウスから1/2馬身差しました。
ちなみに単勝80倍で2着のソヴリンデットは前走準重賞2着、過去にG3で2着1回がある程度で、昨年の英G1クイーンエリザベス2世S.(芝1マイル)で8頭立て5着以来となる2度目のG1出走でした。当時はエクセレブレーションから7馬身離されるも、イルーシヴケイトやカールトンハウスらG1でも好走するメンバーと1馬身差以内でしたから、G1の流れのほうが向いているのかもしれません。
2013年ロッキンジS.のレース映像。ゴドルフィンの勝負服がファー。
ロッキンジステークス(JLT Lockinge Stakes)
2013年5月18日、イギリス・ニューベリー競馬場、芝1マイル
4歳以上、G1、12頭、Good to Firm、レース結果、1着賞金11万ポンド
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ファー Farhh | 5牡 4.3倍 | S.ソウザ | 1分35秒43 | 9戦【4-4-0-1】 G1【1-4-1-0】 |
2 | ソヴリンデット Sovereign Debt | 4牡 81倍 | A.カービー | 4 | 15戦【4-4-0-7】 G3で2着1回 |
3 | アルジャマヒア Aljamaaheer | 4牡 17倍 | P.ハナガン | クビ | 8戦【2-1-4-1】 これ以前の重賞3戦とも3着 |
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