昨年のこのレースなど豪G1を3勝しているシーサイレンが中団追走し外から差して2馬身差の2着。昨年2着など豪G1で2着4回のバファリングが逃げ粘り3着。
母の父がフジキセキで、前走豪G1 BTCカップ(芝1200m)5馬身差完勝のユアソングは1番人気6着。同3着のベターザンレディ(母の父アグネスワールド)は4番人気5着でした(そのBTCカップ4着がバファリング)。
なお、最終コーナーで故障したペンタイア産駒のランギラングドゥーは予後不良のため安楽死となりました。2010年の豪G1ドンカスターマイル(芝1600m、豪マイルG1で最高賞金額)など豪G1競走を2勝していました。
エポレットは父コマンズ、母アクセサリーズ、母の父シングスピールという血統。1歳上の半兄(3/4同血)ヘルメットが豪2歳G1を2勝、3歳のG1も1勝。
デビュー6戦目、重賞4戦目だった豪G1ゴールデンローズ(芝1400m、3歳)で重賞初勝利を挙げるとその後はG2を1勝し、豪G1コーフィールドギニー(芝1600m)3着、豪G1 TJスミスS.(芝1200m)でブラックキャビアから3馬身差の2着と好走を続けていました。
前走の豪G1オールエイジドS.(芝1400m)はブラックキャビアの半弟オールトゥハードから2・1/2馬身差の6着。
スノーデン調教師はそのオールエイジドS.前の調整で負荷を加えすぎてしまったと考えていたとのことで「オールエイジドS.の後、ダーレーオーストラリアのオズボーンパークで少し休養を取らせた。それが素晴らしく効いたようだね。速いペースも向いてくれた」と述べています。
次走は6月8日の豪G1ストラドブロークH.(芝1400m) へ。レース前の予定どおりであればユアソングも向かうはずです。なお、シーサイレンはロイヤルアスコット開催に遠征する模様。英G1の2競走、キングズスタンドS.(芝5ハロン)とダイヤモンドジュビリーS.(芝6ハロン)の両方に登録しています。
ちなみにドゥームベン10000の2レース前の準重賞チーフデビアスH.(芝1200m)は、父ペンタイア、母が日本産馬のエクスタシア(未出走、NZで繁殖入り。netkeiba。JRA5勝キャッチータイトルの半姉)、母の父シングスピールという血統のペンタシア Pentasia が勝って準重賞初出走初勝利。これで3連勝、7戦連続連対としています。ハンデ重賞なら好走が期待できそうです。
またドゥームベン10000の次のレース、豪G3チャンネルセブンプレミアズカップ(芝2200m)でゼンノロブロイ産駒ゼニスタが1馬身差の3着しました。昨年11月に新G3タウランガS.(芝1600m)を勝っています。
2013年ドゥームベン10000のレース映像。Australia(B)、5月「24日」の第8レース選択。
ドゥームベン10000(Carlton Mid Doomben 10,000)
2013年5月25日、オーストラリア・ドゥームベン競馬場、芝1350m
3歳以上、G1、頭、Dead4、レース結果、総賞金65万豪ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | エポレット Epaulette | 3牡 6倍 | K.マカヴォイ 57.0kg | 1分18秒85 | 11戦【5-2-2-2】 重賞3勝目 |
2 | シーサイレン Sea Siren | 4牝 17倍 | J.キャシディ 57.0kg | 2 | 15戦【6-3-1-5】 豪G1競走3勝 |
3 | バファリング Buffering | 5セン 7倍 | D.ブラウン 59.0kg | 短アタマ | 33戦【12-7-5-9】 G1【0-4-3-4-3】 |
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