2013年5月25日土曜日

豪G1ドゥームベン10000、エポレットがG1競走2勝目

5月25日に行われた豪G1ドゥームベン10000(芝1350m、3歳以上)は、後方を追走した2番人気のエポレットが最後の直線で内から抜け出して優勝し、G1競走2勝目を挙げました。

昨年のこのレースなど豪G1を3勝しているシーサイレンが中団追走し外から差して2馬身差の2着。昨年2着など豪G1で2着4回のバファリングが逃げ粘り3着。

母の父がフジキセキで、前走豪G1 BTCカップ(芝1200m)5馬身差完勝のユアソングは1番人気6着。同3着のベターザンレディ(母の父アグネスワールド)は4番人気5着でした(そのBTCカップ4着がバファリング)。

なお、最終コーナーで故障したペンタイア産駒のランギラングドゥーは予後不良のため安楽死となりました。2010年の豪G1ドンカスターマイル(芝1600m、豪マイルG1で最高賞金額)など豪G1競走を2勝していました。


エポレットは父コマンズ、母アクセサリーズ、母の父シングスピールという血統。1歳上の半兄(3/4同血)ヘルメットが豪2歳G1を2勝、3歳のG1も1勝。

デビュー6戦目、重賞4戦目だった豪G1ゴールデンローズ(芝1400m、3歳)で重賞初勝利を挙げるとその後はG2を1勝し、豪G1コーフィールドギニー(芝1600m)3着、豪G1 TJスミスS.(芝1200m)でブラックキャビアから3馬身差の2着と好走を続けていました。

前走の豪G1オールエイジドS.(芝1400m)はブラックキャビアの半弟オールトゥハードから2・1/2馬身差の6着。

スノーデン調教師はそのオールエイジドS.前の調整で負荷を加えすぎてしまったと考えていたとのことで「オールエイジドS.の後、ダーレーオーストラリアのオズボーンパークで少し休養を取らせた。それが素晴らしく効いたようだね。速いペースも向いてくれた」と述べています

次走は6月8日の豪G1ストラドブロークH.(芝1400m) へ。レース前の予定どおりであればユアソングも向かうはずです。なお、シーサイレンはロイヤルアスコット開催に遠征する模様。英G1の2競走、キングズスタンドS.(芝5ハロン)とダイヤモンドジュビリーS.(芝6ハロン)の両方に登録しています。


ちなみにドゥームベン10000の2レース前の準重賞チーフデビアスH.(芝1200m)は、父ペンタイア、母が日本産馬のエクスタシア(未出走、NZで繁殖入り。netkeiba。JRA5勝キャッチータイトルの半姉)、母の父シングスピールという血統のペンタシア Pentasia が勝って準重賞初出走初勝利。これで3連勝、7戦連続連対としています。ハンデ重賞なら好走が期待できそうです。

またドゥームベン10000の次のレース、豪G3チャンネルセブンプレミアズカップ(芝2200m)でゼンノロブロイ産駒ゼニスタが1馬身差の3着しました。昨年11月に新G3タウランガS.(芝1600m)を勝っています。


2013年ドゥームベン10000のレース映像。Australia(B)、5月「24日」の第8レース選択。

ドゥームベン10000(Carlton Mid Doomben 10,000)
2013年5月25日、オーストラリア・ドゥームベン競馬場、芝1350m
3歳以上、G1、頭、Dead4、レース結果、総賞金65万豪ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1エポレット
Epaulette
3牡
6倍
K.マカヴォイ
57.0kg
1分18秒8511戦【5-2-2-2】
重賞3勝目
2シーサイレン
Sea Siren
4牝
17倍
J.キャシディ
57.0kg
215戦【6-3-1-5】
豪G1競走3勝
3バファリング
Buffering
5セン
7倍
D.ブラウン
59.0kg
短アタマ33戦【12-7-5-9】
G1【0-4-3-4-3】

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