1番人気のフォアテラーが直線大外から追い込んで3/4馬身差の2着。マニガーは僅差の4着。昨年の2着馬で、前走の豪G2 A.D.ホリンデイルS.(芝2000m)でフォアテラーを2着に下していたライツオブへヴンが5着でした。
ビートゥンアップは父ビートホロウ、母フロッグ、母の父アカラッドという血統のイギリス産馬。
デビューから3連勝で2011年の英G3セントサイモンS.(芝12ハロン)優勝。しかし、G1ドバイシーマクラシック6着、英G1コロネーションカップ5着(といっても36馬身差ですが)した後は英の条件戦さえ2戦して勝てず、オーストラリアに移籍。
移籍後は、豪G2アヤックスS.(芝1500m)4馬身差9着、英G3ドンカスタープレリュード(芝1600m)4・1/2馬身差11着、新準重賞ローリーマイル(芝1600m)頭差2着と、着順はともかく着差は大敗せずに走っていました。
ビートホロウ産駒だから距離伸びて良かったのでしょう。
ちなみに2着のフォアテラーも仏G3で4着などしたあと、ビートゥンアップと同じクリス・ウォラー調教師の元に移籍し、今年3月に豪G1ランヴェットS.(芝2000m)を勝っています。また昨年2012年のドゥームベンカップもドイツ産馬マウィンゴが勝ち、今年4月の豪G1クイーンエリザベスS.(芝2000m)はこれもウォラー調教師が移籍させた仏ダービー馬リライアブルマンが勝つなど、豪2000m以上は欧州からの移籍馬の活躍がほんとに多いです。
2013年ドゥームベンカップのレース映像(Australia(B)、5月「17日」、第7レースの順に選択)。最内1番枠がビートゥンアップ。
ドゥームベンカップ(Kirks Doomben Cup)
2013年5月18日、オーストラリア・ドゥームベン競馬場、芝2000m
3歳以上、G1、13頭、Dead4、レース結果、総賞金 50万豪ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ビートゥンアップ Beaten Up | 5セン 9倍 | L.イネス 59.0kg | 2分04秒34 | 11戦【4-1-1-5】 重賞2勝目 |
2 | フォアテラー Foreteller | 6セン 4倍 | J.キャシディ 59.0kg | 3/4 | 31戦【9-3-1-18】 重賞3勝 |
3 | シークレットアドマイヤー Secret Admirer | 5牝 15倍 | M.ロッド 57.0kg | アタマ | 28戦【3-5-10-10】 G1で【2-1-7-8】 |
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