2013年5月10日金曜日

ハットトリック産駒サパタ、ラシックス検出で亜G1勝ちが取り消し

ハットトリック産駒のサパタ Zapata について、4月6日の亜G1ラウル&ラウル・E.・チェヴァリエ大賞(芝1400m、2歳牡馬)1着後の尿検体からラシックスが検出されたため、最下位7着に降着処分となりました。2位入線のフォルツァキーが繰り上がり優勝。

サパタを管理する Nicolas A. Gaitan 調教師は「デビュー戦でラシックスを使ったが、G1でも誤ってそのまま使ってしまった」と弁解しており、この記事によるとアルゼンチンは重賞でのみラシックスの使用を禁止しているとのこと。デビュー戦の結果は1着そのままですし。

経緯としては、レース翌日の4月7日に検出→13日にマスコミがその事実を知り14日に記事にする→翌15日にサンイシドロ競馬場が失格を発表、かと。


「異端血統最前線」さんが4月17日に「最下位に降着」と追記していて、でも調べると5月9日に調教師出席の何かがあるようなので「決定ではないのかな?」とこのブログで記事にするのを見送っていましたが、本日10日に改めて調べるとやはり4月15日時点で失格は確定していたっぽいですね(16日付の公式PDF)。まあ私はスペイン語を英語に機械翻訳して読んでいるので正確さに欠けますが、「異端血統最前線」さんが言っているのだから信用しておけばいいのです。

同調教師は処分期間によっては、5月25日の亜G1グランクリテリウム(芝1600m)から6月29日のエストレージャス大賞ジュベナイル(同) へ向かいたいと述べていましたが、公式な処分結果がよく分からないので不明です。

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