2013年4月8日月曜日

ハットトリック産駒サパタ Zapataが亜G1ラウル&ラウル・E.・チェヴァリエ大賞優勝

4月6日に行われた亜G1ラウル&ラウル・E.・チェヴァリエ大賞(芝1400m、2歳牡馬)は、ハットトリック産駒の2番人気サパタ Zapataが同じ勝負服の1番人気2頭に挟まれての追い比べを頭差制して優勝し、デビューから2連勝、重賞初出走でG1勝利を挙げました。

5月10日追記)レース後の検体からラシックスが検出されたため、最下位に降着となりました。2位入線フォルツァキーが繰り上がり優勝。追記ここまで


サパタは父ハットトリック、母ゼータ(米ステークス1勝(PDF)含む米4勝)、母の父ユーアンドアイという血統のアルゼンチン産馬で、母がアルゼンチンに輸入された後では初めての産駒。米国産の上3頭がアメリカで下級戦ですがそれぞれ複数回勝っています。ちなみに1歳下に全妹がいます。

ハットトリック産駒としては5頭目の重賞勝ち馬となりました。

2月15日のデビュー戦(芝1200m)を6馬身差で勝っており、そのときの2着馬はその次走で勝ち上がっています(3-5着は1戦ずつして未勝利)。

今回3着のトードータンゴキーはここまで無敗の4連勝。デビュー2戦目からG3、G2と連勝し、前走4戦目は亜G1サンティアゴルーロ大賞(芝1200m)を1・1/2馬身差で勝っていました。

トードータンゴキーだけでなく、今回6馬身差5着のサハリアン Saharien は前々走G3で3着、前走G1でトードータンゴキーの2着していたというメンバーだったから、1頭の有力馬の凡走のおかげの勝利などではなく、サパタには今後もG1路線で十分期待できます。ちなみに昨年の勝ち馬ウイニングプライズはその後さらにG1を2勝しました。

2013年ラウル&ラウル・E.・チェヴァリエ大賞のレース映像。後方追走の赤の帽子、赤の胴、白の袖がサパタ。


ラウル&ラウル・E.・チェヴァリエ大賞(Gran Premio Raul y Raul E. Chevalier)
2013年4月6日、アルゼンチン・サンイシドロ競馬場、芝1400m
2歳牡馬55kg、G1、7頭、レース結果、1着賞金14万5千アルゼンチンペソ

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1サパタ
Zapata
2牡
4.5倍
J.G.Ruiz Diaz1分24秒912戦【2-0-0-0】
重賞初出走
2フォルツァキー
Forza Key
2牡
1.8倍
J.C.Villagra3戦【1-2-0-0】
前走2戦目を7馬身差で初勝利
3トードータンゴキー
Todo Tango Key
2牡
1.8倍
R.G.Blanco5戦【4-0-1-0】
初敗戦

2,3着馬は同馬主のため、馬券上は一組扱い。

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