5月10日追記)レース後の検体からラシックスが検出されたため、最下位に降着となりました。2位入線フォルツァキーが繰り上がり優勝。追記ここまで
サパタは父ハットトリック、母ゼータ(米ステークス1勝(PDF)含む米4勝)、母の父ユーアンドアイという血統のアルゼンチン産馬で、母がアルゼンチンに輸入された後では初めての産駒。米国産の上3頭がアメリカで下級戦ですがそれぞれ複数回勝っています。ちなみに1歳下に全妹がいます。
ハットトリック産駒としては5頭目の重賞勝ち馬となりました。
2月15日のデビュー戦(芝1200m)を6馬身差で勝っており、そのときの2着馬はその次走で勝ち上がっています(3-5着は1戦ずつして未勝利)。
今回3着のトードータンゴキーはここまで無敗の4連勝。デビュー2戦目からG3、G2と連勝し、前走4戦目は亜G1サンティアゴルーロ大賞(芝1200m)を1・1/2馬身差で勝っていました。
トードータンゴキーだけでなく、今回6馬身差5着のサハリアン Saharien は前々走G3で3着、前走G1でトードータンゴキーの2着していたというメンバーだったから、1頭の有力馬の凡走のおかげの勝利などではなく、サパタには今後もG1路線で十分期待できます。ちなみに昨年の勝ち馬ウイニングプライズはその後さらにG1を2勝しました。
2013年ラウル&ラウル・E.・チェヴァリエ大賞のレース映像。後方追走の赤の帽子、赤の胴、白の袖がサパタ。
ラウル&ラウル・E.・チェヴァリエ大賞(Gran Premio Raul y Raul E. Chevalier)
2013年4月6日、アルゼンチン・サンイシドロ競馬場、芝1400m
2歳牡馬55kg、G1、7頭、レース結果、1着賞金14万5千アルゼンチンペソ
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | サパタ Zapata | 2牡 4.5倍 | J.G.Ruiz Diaz | 1分24秒91 | 2戦【2-0-0-0】 重賞初出走 |
2 | フォルツァキー Forza Key | 2牡 1.8倍 | J.C.Villagra | 頭 | 3戦【1-2-0-0】 前走2戦目を7馬身差で初勝利 |
3 | トードータンゴキー Todo Tango Key | 2牡 1.8倍 | R.G.Blanco | 頭 | 5戦【4-0-1-0】 初敗戦 |
2,3着馬は同馬主のため、馬券上は一組扱い。
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