2013年4月5日金曜日

G3ドバイゴールドカップ、キャバルリーマンが重賞3勝目。春天は辞退

3月30日に行われたG3ドバイゴールドカップ(芝3200m)は、6番手追走のキャバルリーマンが最終コーナーで置かれたように見えましたが、残り300mから200mで素晴らしい伸びを見せ、2着に3馬身差をつけて快勝し、通算7勝目、重賞は2009年の仏G2ニエル賞以来となる3勝目を挙げました。

2着のアージマーは武豊騎手が昨年のシャーガーカップで騎乗して4番人気2着(1馬身差)だった馬です。それが12ハロン初出走で、それ以降、今回まで12ハロン以上で6戦連続走り、【2-4-0-0】、前走G3ナドアルシバトロフィー(芝2810m)で重賞初勝利という成績。

昨年の仏G1パリ大賞(芝2400m、3歳)勝ち馬インペリアルモナークは6着。昨年の  
英G1アスコットゴールドカップ(芝20ハロン)3着馬で英G2グッドウッドカップ(芝2マイル)勝ち馬のドラーズロックが7着。


キャヴァルリーマンは父ホーリング、母シルヴァーソード、母の父ハイエストオナーという血統のイギリス産馬。ちなみに2代母の1歳下の全弟がシルヴァーエンディング。

2009年に仏G1パリ大賞と仏G2ニエル賞を連勝して出走した仏G1凱旋門賞は3着。それ以降は2010年に独G1バーデン大賞(芝2400m)、伊G1ジョッキークラブ大賞(芝2400m)でどちらも3着になったものの、勝ち鞍は準重賞2勝にとどまっていました。

これでメイダン芝は5戦して【1-1-1-3】。着外2回はいずれもG1で、G2、G3クラスなら安定しています。

4月28日の天皇賞春に選出されていましたが辞退し、次走は登録している5月17日の英G3ヨークシャーカップ(芝14ハロン)が有力です。

2013年ドバイゴールドカップのレース映像。青の帽子・勝負服がキャヴァルリーマン。


ドバイゴールドカップ(Dubai Gold Cup Sponsored By Al Tayer Motors )
2013年3月30日、ドバイ・メイダン競馬場、芝3200m
G3、10頭、レース結果、総賞金100万米ドル

馬名性齢騎手着差通算成績
主な成績
1キャヴァルリーマン
Cavalryman
7牡S.デソウザ57.0kg3分25秒3130戦【7-4-4-15】
2009年仏G1パリ大賞
2アージマー
Ahzeemah
4センK.ファロン54.5kg314戦【4-6-2-2】
前走G3勝ち
3ヴェレマ
Verema
4牝C.ルメール52.5kg1/48戦【2-1-1-4】
前走10月仏長距離G1で4着
3走前に仏長距離G3勝ち

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