エンリケポッソロ大賞以来となる3冠2度目のアグネスゴールド産駒のワンツーです。第2戦G1ディアナ大賞(芝2000m)勝ち馬スーティルがさらに6馬身離れた3着。2分37秒84もかかる重馬場で、過去にアグネスゴールド産駒が何度か凡走したパターンでしたが関係なかったですね。
アビジャンは父アグネスゴールド、母ニナプレタ、母の父ニューコロニーという血統のブラジル産馬。 母ニナプレタは伯G3ダービークラブ大賞(芝3500m)1着など長距離重賞で活躍しており、ここからスタミナを受け継いだのでしょう。
管理する V.Nahid 調教師は昨年3冠のオールドチューン、および今年のアントネラベイビーと合わせ、リオデジャネイロ3歳牝馬3冠をこの2年で5勝目です。オールドチューンはこの後アメリカに移籍し、2月の初戦と3月の2戦目でどちらも牝馬G3を勝っています。4月13日の3戦目はG1で7着。
ちなみに同じアグネスゴールド産駒でブラジルで2歳牝馬重賞を2勝し、オーストラリアに移籍したエネルジアエレガンテは4月13日の3歳限定芝1400m戦で移籍2戦目を迎えましたが、8馬身差11着に敗れました。
なお、この2レース後に行われたダービーに相当するリオデジャネイロ3歳牡馬3冠第3戦の伯G1クルゼイロ・ド・スル大賞(芝2400m)は、2番人気のモジトが中団から抜け出して重賞2勝目、G1初勝利を挙げました。
第1戦勝ち馬アエロゾルおよび第2戦勝ち馬ホールディンググローリーは出走せず。その2戦で1・3/4馬身差の3着および同2着のエイジビューティフルが今回は3馬身差の3着。
父ドバイダスト、母フォーフリーダム(未出走)、母の父ガディアという血統。母母が伯G1勝ち馬。
2013年ゼリアゴンザガペイショトデカストロ大賞のレース映像。ゲート向かって1番左がアビジャン。一番右がアントネラベイビー。
2013年クルゼイロ・ド・スル大賞のレース映像。
ゼリアゴンザガペイショトデカストロ大賞
(Grande Prêmio Zélia Gonzaga Peixoto de Castro)
2013年4月14日、ブラジル・ガベア競馬場、芝2400m
3歳牝馬57kg、G1、重、5頭、レース結果、総賞金10万980ブラジルレアル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | アビジャン Abidjan | 3牝 2.6倍 | D.Duarte | 2分37秒84 | 9戦【3-3-2-1】 3走前G3で3着 |
2 | アントネラベイビー Antonella Baby | 3牝 4.0倍 | M.Cardoso | 3・1/4 | 9戦【5-2-0-2】 重賞3勝 |
3 | スティル Sutil | 3牝 1.7倍 | V.Borges | 6・3/4 | 8戦【4-3-1-1】 重賞3勝 |
クルゼイロ・ド・スル大賞(Grande Premio Cruzeiro Do Sul)
2013年4月14日、ブラジル・ガベア競馬場、芝2400m
3歳(牝2kg減)、G1、重、12頭、レース結果、総賞金15万7080ブラジルレアル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | モジト Mojito | 3牡 4.4倍 | V.Borges | 2分35秒55 | 9戦【6-1-0-2】 重賞2勝目 |
2 | アトラスムンジ Atlas Mundi | 3牡 20.4倍 | B.Reis | 2 | 6戦【2-1-0-3】 重賞初出走 |
3 | エイジビューティフル Age Beautiful | 3牡 3.8倍 | H.Fernandes | 1 | 10戦【2-4-2-2】 4走前マイルG2勝ち |
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