2013年4月15日月曜日

伯G1ゼリアゴンザガペイショトデカストロ大賞、アビジャンが勝ってアグネスゴールド産駒のワンツー

4月14日に行われたブラジル・リオデジャネイロ3歳牝馬3冠第3戦、伯G1ゼリアゴンザガペイショトデカストロ大賞(芝2400m)は、第1戦と第2戦どちらも1/2馬身差の2着だったアビジャンが、第1戦G1エンリケポッソロ大賞(芝1600m)の勝ち馬アントネラベイビーを内から交わすと3馬身差をつけて優勝し、重賞初勝利をG1で挙げました。

エンリケポッソロ大賞以来となる3冠2度目のアグネスゴールド産駒のワンツーです。第2戦G1ディアナ大賞(芝2000m)勝ち馬スーティルがさらに6馬身離れた3着。2分37秒84もかかる重馬場で、過去にアグネスゴールド産駒が何度か凡走したパターンでしたが関係なかったですね。


アビジャンは父アグネスゴールド、母ニナプレタ、母の父ニューコロニーという血統のブラジル産馬。 母ニナプレタは伯G3ダービークラブ大賞(芝3500m)1着など長距離重賞で活躍しており、ここからスタミナを受け継いだのでしょう。

管理する V.Nahid 調教師は昨年3冠のオールドチューン、および今年のアントネラベイビーと合わせ、リオデジャネイロ3歳牝馬3冠をこの2年で5勝目です。オールドチューンはこの後アメリカに移籍し、2月の初戦と3月の2戦目でどちらも牝馬G3を勝っています。4月13日の3戦目はG1で7着。


ちなみに同じアグネスゴールド産駒でブラジルで2歳牝馬重賞を2勝し、オーストラリアに移籍したエネルジアエレガンテは4月13日の3歳限定芝1400m戦で移籍2戦目を迎えましたが、8馬身差11着に敗れました。


なお、この2レース後に行われたダービーに相当するリオデジャネイロ3歳牡馬3冠第3戦の伯G1クルゼイロ・ド・スル大賞(芝2400m)は、2番人気のモジトが中団から抜け出して重賞2勝目、G1初勝利を挙げました。

第1戦勝ち馬アエロゾルおよび第2戦勝ち馬ホールディンググローリーは出走せず。その2戦で1・3/4馬身差の3着および同2着のエイジビューティフルが今回は3馬身差の3着。

父ドバイダスト、母フォーフリーダム(未出走)、母の父ガディアという血統。母母が伯G1勝ち馬。

2013年ゼリアゴンザガペイショトデカストロ大賞のレース映像。ゲート向かって1番左がアビジャン。一番右がアントネラベイビー。


2013年クルゼイロ・ド・スル大賞のレース映像。


ゼリアゴンザガペイショトデカストロ大賞
(Grande Prêmio Zélia Gonzaga Peixoto de Castro)
2013年4月14日、ブラジル・ガベア競馬場、芝2400m
3歳牝馬57kg、G1、重、5頭、レース結果、総賞金10万980ブラジルレアル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1アビジャン
Abidjan
3牝
2.6倍
D.Duarte2分37秒849戦【3-3-2-1】
3走前G3で3着
2アントネラベイビー
Antonella Baby
3牝
4.0倍
M.Cardoso3・1/49戦【5-2-0-2】
重賞3勝
3スティル
Sutil
3牝
1.7倍
V.Borges6・3/48戦【4-3-1-1】
重賞3勝


クルゼイロ・ド・スル大賞(Grande Premio Cruzeiro Do Sul)
2013年4月14日、ブラジル・ガベア競馬場、芝2400m
3歳(牝2kg減)、G1、重、12頭、レース結果、総賞金15万7080ブラジルレアル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1モジト
Mojito
3牡
4.4倍
V.Borges2分35秒559戦【6-1-0-2】
重賞2勝目
2アトラスムンジ
Atlas Mundi
3牡
20.4倍
B.Reis26戦【2-1-0-3】
重賞初出走
3エイジビューティフル
Age Beautiful
3牡
3.8倍
H.Fernandes110戦【2-4-2-2】
4走前マイルG2勝ち

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