2013年4月13日土曜日

豪G1オーストラリアンダービー、イッツアダンディールが楽勝でG1競走4勝目

4月13日に行われた豪G1オーストラリアンダービー(芝2400m、3歳)は後方2番手追走の圧倒的1番人気イッツアダンディールが最後の直線に向くと軽く追われただけで大外から突きぬけ、2着に6馬身差をつけて楽勝しました。

2着に前走3月のアリスタークラークS.(芝2040m、3歳)で重賞初勝利を挙げたばかりの2番人気フィリッピが入っています。


イッツアンダンディールは父ハイシャパラル、母スタリール(未出走)、母の父ザビールという血統のニュージーランド産馬。2代母がNZオークスなど新G1を2勝。

デビューから5連勝で豪G1スプリングチャンピオンS.(芝2000m)優勝。その後は豪G1ヴィクトリアダービー(芝2500m)7着など2連敗し、4ヶ月ぶりの3走前、豪G2ホバートヴィルS.(芝1400m)を4着して豪G1ロイヤルランドウィックギニー(芝1600m、3歳)を半馬身差で、前走の豪G1ローズヒルギニー(芝2000m、3歳)を6・3/4馬身差で勝っていました。これで史上5頭目のシドニー秋の3冠達成となりました。ロイヤルランドウィックギニーから装着しているブリンカーの効果も絶大だったようで、2000mより長い距離のレースはこれが3戦目で初勝利。

先週の豪G1ザ・BMW(芝2400m、3歳以上)も勝っているヴィクトリアダービー勝ち馬ファイヴアンドアハーフスターとの再戦が楽しみだったのですが、同馬は8日に右前脚の球節を捻挫していることが分かり、このレースを見送っていて残念でした。


次走は4月27日の豪G1クイーンエリザベスS.(芝2000m、3歳以上)の可能性もあるが未定。ちなみにマクドナルド騎手は先週の騎乗が原因でその週末は騎乗停止処分を食らっており騎乗できません。

2013年オーストラリアンダービーのレース映像。ゲート向かって右から3頭目がイッツアダンディール。

オーストラリアンダービー(David Jones Australian Derby)
2013年3月13日、オーストラリア・ランドウィック競馬場、芝2400m
3歳、全馬56.5kg、G1、10頭、レース結果、総賞金150万豪ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1イッツアダンディール
It's A Dundeel
3牡
1.25倍
J.マクドナルド2分33秒4911戦【8-1-0-2】
G1競走4勝目
2フィリッピ
Philippi
3牡
9倍
L.ノーレン68戦【4-2-0-2】
前走重賞初勝利
3キングダムズ
Kingdoms
3牡
101倍
M.ロッド1・1/46戦【1-1-1-3】
これが重賞初出走

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