2013年3月18日月曜日

豪G1ランドウィックギニー、イッツアダンディールがG1競走2勝目

3月16日に行われた豪G1ロイヤルランドウィックギニー(芝1600m、3歳)は、後方追走のイッツアダンディールが最終コーナーで前に取り付くと3番手追走から粘るプロワジールを半馬身押さえ込んで優勝し、G1競走2勝目を挙げました。

昨年10月の豪G1スプリングチャンピオンS.(芝2000m)の1,2着馬で決着。3月2日の豪G2ホバートヴィルS.(芝1400m)でこの2頭に3馬身先着し、ピエロに短頭差の2着していたレベルデインが1番人気でしたが約4馬身差の4着に敗れました。

6戦無敗で昨年11月の新G1ニュージーランド2000ギニー(芝1600m)を制したセイクリッドフォールズが5着で、2000ギニー後は豪で2連敗。3月2日の豪G1オーストラリアンギニー(芝1600m) を勝って4戦無敗としていたペンタイア産駒のフェルラックスは7着。


イッツアンダンディールは父ハイシャパラル、母スタリール(未出走)、母の父ザビールという血統のニュージーランド産馬。2代母がNZオークスなど新G1を2勝。

デビューから5連勝で前述の豪G1スプリングチャンピオンS.優勝。その後は豪G1ヴィクトリアダービー(芝2500m)7着など2連敗していましたが、前走豪G2ホバートヴィルS.4着は4ヶ月ぶりの出走でした。大きく負けたのはそのヴィクトリアダービーとホバートヴィルS.の2戦だけで、現段階では前者は初距離、後者は休み明けと説明はつけられます。

3月30日の豪G1ローズヒルギニー(芝2000m)から4月13日の豪G1オーストラリアンダービー(芝2400m)へ。次は距離を克服できるか。ベイカー調教師は「(ニュージーランドから)火曜日にこちらに来て1ヶ月ぶりにこの馬を見たのが、力強くなっていて驚いた。初装着のブリンカーも期待どおり集中力を増す効果があったようだ」と述べています


2013年ロイヤルランドウィックギニーのレース映像。手前から2頭目、ゼッケン1番がイッツアダンディール。

ロイヤルランドウィックギニー(Royal Randwick Guineas)
2013年3月16日、オーストラリア・ワーウィックファーム競馬場、芝1600m
3歳、G1、11頭、Good3、レース結果、総賞金50万豪ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1イッツアダンディール
It's A Dundeel
3牡
6.5倍
J.マクドナルド
56.5kg
1分35秒149戦【6-1-0-2】
G1競走2勝目
2プロワジール
Proisir
3牡
3.5倍
J.ボウマン
56.5kg
1/27戦【3-2-1-1】
豪3歳マイルG3勝ち
3タトラ
Tatra
3牡
26倍
K.マカヴォイ
56.5kg
2・3/413戦【3-1-3-6】
豪3歳マイルG2勝ち

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