2013年3月10日日曜日

G1アルマクトゥームチャレンジR3、トレイルブレイザーは10着。ハンターズライトがG1競走2勝目

3月9日に行われたドバイG1アルマクトゥームチャレンジラウンド3(AW2000m)は、5番手追走のハンターズライトが残り300mで先頭に立つと2着に2・3/4馬身差をつけて優勝し、重賞3連勝、G1競走2勝目を挙げました。

日本から参戦のトレイルブレイザーは2、3番手を先行しましたが、最終コーナー出口で置かれ始め、1着から2.41秒差の10着に敗れました。ちなみに8着が昨年のBCターフ勝ち馬リトルマイク、9着が昨年のドバイワールドカップ勝ち馬モンテロッソでした。

区間ラップと通過順位はこのURLで確認できますが、トレイルブレイザーなど先行馬に厳しい流れだったようですね。トレイルブレイザーの次走は不明。


ハンターズライトは父ドバウィ、母ポートマントー、母の父バラシアという血統のアイルランド産馬。2代母がダルシャーンの全妹で、近親にダーレミ、リワルディングの姉弟などG1馬多数。また、ドバウィ×バラシアという組み合わせはモンテロッソと同じ。

2走前11月の伊G1ローマ賞(芝2000m)でG1初勝利。前走のG2アルマクトゥームチャレンジラウンド2(AW1900m)は今回4着のサーファーに3・1/4馬身差を、同3着のプリンスビショップに3・3/4馬身差をつけて勝っていました。

オールウェザー馬場は5戦4勝2着1回(2着はデビュー戦)と好成績。また近6走は全て重賞を走り、仏G2ドラール賞(芝1950m)でシリュスデゼーグルに9馬身差2着に敗れた以外は全勝で力をつけてきました。まあイギリスの芝より、仏伊の芝やトルコ、ドバイのオールウェザーのほうが得意なだけと言うこともできますが。

成長か適正かはともかく、トレイルブレイザーやリトルマイクの直後から末脚衰えずに伸びる完勝で次走ドバイWCも最有力。米アニマルキングダムらも加わる本番が楽しみです。

2013年アルマクトゥームチャレンジラウンド3のレース映像。右から3頭目の発走がトレイルブレイザー。その一つ左の枠がハンターズライト。


アルマクトゥームチャレンジラウンド3(Al Maktoum Challenge R3)
2013年3月9日、ドバイ・メイダン競馬場、AW2000m
全馬57kg、G1、13頭、レース結果、総賞金40万米ドル

馬名性齢騎手着差通算成績
主な成績
1ハンターズライト
Hunter's Light
5牡S.デソウサ2分03秒6517戦【9-2-2-4】
重賞5勝目
2カシアーノ
Kassiano
4センW.ビュイック2・3/410戦【7-2-1-0】
重賞初出走
3プリンスビショップ
Prince Bishop
6センR.ムーア1/418戦【6-1-3-8】
昨年も3着。2010年仏重賞2勝

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