2013年3月31日日曜日

2013ドバイワールドカップ、アニマルキングダムがG1競走2勝目

3月30日に行われたG1ドバイワールドカップ(AW2000m)は、2番手追走したアニマルキングダムが直線半ばで後続を大きく突き放して完勝し、2011年のケンタッキーダービー以来となるG1競走2勝目を挙げました。メイダン競馬場でのドバイWCではこれが米国馬初勝利。


昨年のG1香港ヴァーズ(芝2400m)勝ち馬(でその前走ジャパンカップ8着の)レッドカドーが追い込んでゴール前で差を詰めましたが2馬身差の2着。2011年の仏G1ガネー賞(芝2100m)勝ち馬で昨年の仏G1イスパーン賞(芝1850m)2着、昨年3着のプランテュールがさらに4・3/4馬身差の3着でした。

前哨戦のG1アルマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(AW2000m)勝ち馬ハンターズライトは7着。同2着のカッシアーノは9着。米G1 BCレディースクラシック2連覇ロイヤルデルタは10着。米オールウェザーでG1を3勝しているデュラハンが11着。昨年2着以来の出走だったカッポーニは最下位12着。昨年の勝ち馬モンテロッソはレース直前に左前跛行が見られたため出走取り消し。


アニマルキングダムは父ルロワデザニモー、母ダリシア(独G3を1勝)、母の父アカテナンゴ、母の母の父ダンシングブレーヴという血統のアメリカ産馬。

2011年に米G3スパイラルS.(AW9ハロン)を勝って出走した米G1ケンタッキーダービーはダート初経験で優勝。米G1プリークネスS.2着を挟んで出走した米G1ベルモントS.はスタート直後に挟まれる不利もあり6着に敗れ、数日後に左後脚の骨折が判明しました。

昨年2月の復帰戦を快勝しましたがドバイワールドカップは直前に再び故障し回避。その2月以来の出走だった昨年11月の米G1 BCマイル(芝1マイル)で1・1/2馬身差2着。今年2月の前走、米G1ガルフストリームパークターフH.(芝9ハロン)も1・1/4馬身差2着してここに挑んでいました。

だから2年ぶりのG1勝利といってもわずか6走ぶりでもあります。

前走時に「今回は2着でしたが、向こう正面でスローと見るやするすると先頭に立った機動力はヴィクトワールピサやモンテロッソのような過去2年の勝ち馬に似て勝機ありそうですね。」と書きましたが、今回も最初のコーナーで外枠から押し上げて2番手を取り、概ねそのとおりの結果になりました。

このあとは渡英して6月後半の英ロイヤルアスコット開催に向かう予定で、英G1プリンスオブウェールズS.(芝10ハロン)が目標。その後、オーストラリアで種牡馬入りが予定されています。昨年ソーユーシンクが7月初旬の英G1エクリプスS.を使って(といいますか使う予定で結局2日前に故障で回避しましたが)、すぐ検疫入りすることで南半球の繁殖シーズンに間に合っていたので、使おうと思えばエクリプスS.が引退の期限ですが、まあ2回骨折している馬なので無理には使わないでしょう。

また北半球での供用について昨年、オーナーである Team Valor の代表バリーアーウィン氏が「日本、イギリス、フランスから米国内からよりも強い引き合いがある」と答えており、日本で種付けすることも十分考えられます。

ちなみにケンタッキーダービー勝ち馬が5歳まで現役を続けたのはシルバーチャーム以来のことであり、またケンタッキーダービー馬のドバイWC勝ちも同馬以来のことです。

2013年ドバイワールドカップのレース映像。外から2頭目の発走、赤の帽子、緑の勝負服がアニマルキングダム。


ドバイワールドカップ(Dubai World Cup Sponsored By Emirates Airline )
2013年3月30日、ドバイ・メイダン競馬場、AW2000m
4歳以上、牡57kg、牝55kg、G1、12頭、レース結果、総賞金1000万米ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1アニマルキングダム
Animal Kingdom
5牡J.ロザリオ2分03秒2111戦【5-5-0-1】
G1競走2勝目
2レッドカドー
Red Cadeaux
7センG.モッセ234戦【7-9-5-13】
豪G1メルボルンカップ2着
英G1コロネーションカップ2着
3プランテュール
Planteur
6牡R.ムーア4・3/420戦【6-5-2-7】
G1仏ダービー2着

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