2012年11月4日日曜日

2012米G1 BCターフ、リトルマイクがG1競走3勝目。トレイルブレイザーは4着

現地時間11月3日に行われた米G1 BCターフ(芝12ハロン、3歳以上)は、5番手追走のトレイルブレイザーが最終コーナーで前を捕らえに自ら動きましたが、3番手追走のリトルマイクが先に抜け出して優勝し、G1競走3勝目を挙げました。

後方4,5番手追走の米ポイントオブエントリーが差して2着し、北米調教馬のワンツー。トレイルブレイザーの直後を追走していたセントニコラスアビーが3着。さらに後ろを進んだ昨年の凱旋門賞2着馬シャレータが5着でした。

トレイルブレイザーは直線入り口でいったんはリトルマイクまで1馬身ほどに詰めたのですが、突き放されてしまいました。セントニコラスアビーから1馬身差、シャレータにクビ差先着なら芝12ハロンで世界のトップクラスにあるといえますが。前日の怪我の影響は同だったでしょうね。

ラップは23.83、46.77、1.10.80、1.35.28、2.22.83でBCターフのレースレコード。またコースレコードに匹敵(レコードが2分22秒8)。


リトルマイクは父スパニッシュステップス、母ヘイジュード、母の父ウェヴェリングモナークという血統。5月に米G1ターフクラシックS.(芝9ハロン)を8番人気で逃げ切ってG1初勝利。1走はさんで8月の米G1アーリントンミリオン(芝10ハロン)も優勝。前走の米G1ジョーハーシュターフクラシックS.(芝12ハロン)は不良馬場を逃げてポイントオブエントリーの5着に終わっていました。

父スパニッシュステップスは未出走馬ですが、アンブライドルズソングの全弟という良血。

2012年BCターフのレース映像。3番手オレンジの勝負服がリトルマイク。


ブリーダーズカップ・ターフ(Breeders Cup Turf)
2012年11月3日、アメリカ・サンタアニタパーク競馬場、芝12ハロン
3歳以上、G1、12頭、Firm、レース結果(PDF)、総賞金300万ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1リトルマイク
Little Mike
5セン
18.3倍
R.ドミンゲス2.22.8321戦【12-2-1-6】
G1競走3勝目
2ポイントオブエントリー
Point of Entry
4牡
3.4倍
J.ヴェラスケエス1/215戦【7-3-1-4】
G1・3連勝
3セントニコラスアビー
St Nicholas Abbey
5牡
4.4倍
J.オブランエン3/419戦【7-2-7-2】
BCターフなどG1競走4勝
4トレイルブレイザー
Trailblazer
5牡
7.0倍
武豊122戦【6-2-2-12】
アルゼンチン共和国杯
5シャレータ
Shareta
4牝
5.3倍
C.ルメールクビ15戦【5-5-2-2】
昨年の凱旋門賞2着

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