2012年11月5日月曜日

米G1 BCジュベナイルターフ、愛ジョージバンクーバーが重賞初勝利

2012年ブリーダーズカップ2日目第1レース、米G1 BCジュベナイルターフは逃げ馬の1-2馬身後ろで5,6番手の内ラチ沿いを追走していたジョージバンクーバーが最後の直線で内の狭いところを抜け出すと、外から差した1番人気ノーブルチューンに1・1/4馬身差をつけて優勝し、重賞初勝利をG1で挙げました。このR.ムーア騎手、オーナー、オブライエン調教師は昨年のこのレースをロウトで制しており2連覇です。

JRAで16戦1勝したクライスレリアーナを母に持つ、米重賞2勝馬バランスザブックスが外からよく追い込んでさらにクビ差の3着。

英G3エーコムS.勝ち馬ダンドネルが2番人気4着。米G1ディキシアナブリーダーズF.勝ち馬ジョハが8着。英G3ソラリオS.勝ち馬ファンタスティックムーンが10着。米G1で2戦連続2着だったノウモアが13着。加G3サマーS.勝ち馬アイムバウンドトゥスコアが最下位14着など。


ジョージバンクーバーは父ヘンリーザナヴィゲーター、母ヴェルサイユトリーティ(米G1を4勝)、母の父ダンジグという血統。アメリカ産馬ですが愛エイダン・オブライエン調教師のもとでデビューし、3走前に仏G1モルニー賞(芝1200m)2着。前走の英G1デューハーストS.(芝7ハロン)で3・3/4馬身差の3着していました。

今後は英2000ギニーを目標にするが馬場が鍵だと。硬い方が良いということですね。

ヘンリーザナヴィゲーターは現2歳が初年度産駒ですでに愛G1フェニックスS.(芝6ハロン)勝ち馬のペドロザグレートを輩出しており、ジョージバンクーバーが2頭目のG1勝ち馬となりました。今年までクールモアの米アシュフォードスタッドで繋用されていましたが、来年2013年からアイルランドに移ることが発表されています。

2012年BCジュベナイルターフのレース映像。ゲート向かって右から3頭目、濃紺の勝負服がジョージバンクーバー。


ブリーダーズカップ・ジュベナイルターフ(Breeders' Cup Juvenile Turf)
2012年11月3日、アメリカ・サンタアニタパーク競馬場、芝1マイル
2歳、G1、14頭、Firm、レース結果(PDF)、総賞金100万ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ジョージバンクーバー
George Vancouver
2牡
10.3倍
R.ムーア
55.3kg
1分33秒787戦【2-1-1-3】
重賞初勝利
2ノーブルチューン
Noble Tune
2牡
4.9倍
R.ドミンゲス
55.3kg
1・1/43戦【2-1-0-0】
前走米G3を2・3/4馬身差勝ち
3バランスザブックス
Balance the Books
2牡
10.8倍
J.ルパルー
55.3kg
クビ4戦【2-1-1-0】
米G2と米G3を1勝ずつ

0 件のコメント: