豪1000ギニー勝ち馬コマンディングジュエルは未出走。前走準重賞2着のサマーブリスが3番人気3着。その準重賞勝ち馬アルゾラが4番人気5着。昨年の豪G1サウスオーストラリアンダービー勝ち馬ザビーリオネアの全妹ゴンドコロ Gondokoro (母の父カーネギー)が7着でした。
ディアデミは父デヒア、母シャーリー(未出走)、母の父ザビールという血統。祖母は豪G1ゴールデンスリッパー勝ち馬。2着ザイデコは父がザビールです。しかし母の父ザビールの優勝は過去10年で2頭目で調べてみると意外と少ない。
またデヒア産駒の豪G1勝ちは4月のシュウェップスオークス(芝2000m)勝ち馬インヴェスト、6月のウィンターS.(芝1400m)勝ち馬ペアタートに続き3頭目。
9月に豪G2フューリアスS.(芝1400m)を勝ったほか、4月の豪G1シャンペンS.(芝1600m)2着。また10月のG1豪1000ギニーも2着し同3着ザイデコに先着していました。前々走の1000ギニーでは最後の直線で前の馬と内ラチに挟まれる不利、前走のウェイクフルS.も直線で内をついて進路がないシーンがあり(レース映像)、スムーズな競馬が出来ませんでした。キャシディ騎手は「前走と、特に前々走は運がなかったですが、調教師とオーナーに今度は結果を出すと約束していました」と述べています。
ちなみに昨年の勝ち馬モシーン(G1競走4勝し引退。日本に輸入され来春ディープインパクトと交配予定)も中4日でこのレースを勝っていました。
2012年クラウンオークスのレース映像。ゲート左から4頭目、青の帽子、青と白の勝負服、白いメンコ装着馬がディアデミ。
クラウンオークス(Crown Oaks)
2012年11月8日、オーストラリア・フレミントン競馬場、芝2500m
3歳牝馬、G1、15頭、Good、レース結果、総賞金100万豪ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ディアデミ Dear Demi | 3牝 5倍 | J.カシディ 55.5kg | 2分35秒88 | 15戦【4-3-3-5】 重賞2勝目 |
2 | ザイデコ Zydeco | 3牝 2.38倍 | K.マケヴォイ 55.5kg | 1・1/4 | 6戦【2-1-1-2】 前走重賞初勝利 |
3 | サマーブリス Summerbliss | 3牝 9倍 | C.ウィリアムズ 55.5kg | 1・3/4 | 3戦【1-1-1-0】 重賞初出走 |
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